子どもたちの作品を掲示したい。でも、掲示する場所がない。そんな時はないだろうか?めあてや係・当番、行事予定、各種おたより等を掲示すると、30人もの作品を掲示するスペースは意外とない。そこで一工夫してみる。
「タコ糸」を使って、掲示できる環境を作ってみた。作り方はごく簡単。教室の端から端までタコ糸を伸ばす。ただそれだけ。弛んだり、外れたりしないように、ヒートンなどで固定し、タコ糸をピンと張る必要はあるが、これが意外と良い。
あとは、いろいろな作品(といっても、平面を中心とした軽いものに限るが)をゼムクリップや洗濯バサミなどで固定するだけ。つりさげられているので、見やすいし、教室の飾りのように見えて楽しい。
今回は国語科で「冬の〇〇」という詩を書いたものを掲示してみた。それぞれの冬の絵が、季節の掲示にもなっている。軽いものなら、立体物も掲示可能だ。以前は節分で使った鬼の面を掲示した。
あまり凝らなくても、難しいものを作らなくても、ちょっとしたアイデアで何とかなるものが多いと思う。