しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

ネガテイブ思考の子ども

何かあると、マイナスな考えの発言になる子どもがいる。

今日はエプロンが仕上がらないと「順番待ちばかりでミシンが使えない」と話す。「積極的にミシンをやる友達が悪い」といいたいようだ。でも、この子どもを見ていると、自分で準備を始めるわけではなく、友達が準備を始めたものに自分が混ざっていくのだ。自分から何をするわけでもないのに、自分ができないと周りのせいにしてしまう。


以前は、夏休みや冬休みの課題一覧に書いていないことを友達がやってくると「課題に書いてあればやったのに。ズルいと思ってしまいます。」という。「自主的に課題をやる友達が悪い」「それを示さない先生が悪い」と言わんばかりだ。


テストの点数が悪いと「休んだから分からなかった」と言い、休んだ自分が悪いのではなく、休んだ時のことが出るのが悪いと言っているように聞こえる。


同じ委員会の仕事を忘れる友達がいると「〇〇君がすぐ忘れる」といいにくるが、自分は他の当番の仕事をすぐ忘れる。



とにかく、周りに厳しく、自分には超甘い。というより、自分自身を客観視することができないのだろうなと改めて思う。自分から動き出す経験が少なく、周りの大人や友達が敷いてくれたレールを当然のように歩くことを繰り返したことで、それが当然になったのかと思う。この子にとって、周りがそれをしてくれることが当たり前であり、してくれないと悪いこととして認識するようになってしまったのだろう。


それが続き、今では自分にとって「苦手なもの」や「嫌いなこと」「できないこと」はすべて「悪」になっている。苦手な持久走の時期は定期的に体調不良を起こし欠席を繰り返した。嫌いな給食はこっそり減らす。


ネガテイブ思考が積み重なっている。自分自身を肯定化しているようで、実は自分自身の在り方を一番否定してしまっているのだ。そんな子どもを私もネガテイブに見てしまっているのだろうな。


逆に勉強や運動が苦手でもポジティブに考えられる子どもに対しては、こちらもポジティブに捉える傾向がある。
ネガテイブは本当にネガテイブを循環させてしまう。

以前に「ピグマリオン効果」と「ゴーレム効果」に関する記事を書いたが、

「ネガテイブ」や「ポジティブ」も同じように、子どもの成長に影響していくのだろうなと思う。しかし、どうしても、先述の子どもを肯定的に捉えることができない。どうしたもんか。。。

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