今日、ある子どもが「なんか耳鳴りがすごいんです。話が聞きづらいくらい『キーン』ってなっているんです」と言ってきた。
あまり、多くを語らないような子が言ってきたため、これは結構本気の相談なんだと思った。
頭痛や気持ち悪さはないとのこと。特に風邪をひいているわけでもなさそう。ただ、時々耳鳴りを感じることはあるが、ここまで大きいのは初めてくらいという。
とりあえず、保健室に行き、1時間休ませた。休むと治ったとのことで、教室に帰ってきた。
教室に戻ってきたその子が、原因を分析してきた。
実は、最近ある試みをしている。それは漢字の宿題。「かくれんぼ漢字」と称して、教室のどこかに新出漢字を隠して(といっても見つけやすいところ)おき、その中にミニ問題を書いておき、宿題としてやらせる、ということをやっている。だんだん隠し場所のネタが無くなり、今日は画像化したものをブラウン管テレビに接続しずっと映しておいた(まったく、くだらないことをしていると自分でも思うが)。
どうやら、これが原因のようだ。この、ブラウン管テレビから「モスキート音」のようなものが出ているらしい。私にはほとんど感じなかったが、ある時テレビの近くに来た子どもが「モスキート音がする」と話したのだ。
「モスキート音」若い人に聞こえると言われている。程度こそあれ、聞こえている子どもが多く、口々に「聞こえる」と言い出した。
耳鳴りの子どもも、自分で「テレビかもしれません」と話してきた。その子どもは教室に入った途端に聞こえるとのこと(テレビは一番奥にある)。なので相当敏感のようだ。
ブラウン管テレビだからなのか、今のテレビでもそうなのかは不明だが、配慮事項として考えなければならないなと思った。
あまり聞こえない私は、歳をとったということか。。。