しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

選ばれる(認められる)ってすごいこと

私は陸上部の主任をやっている。決して陸上が専門ではない。教え方もイマイチよくわかっていないところもある。やる人がいないからか、昨年からやっている。教務主任の先生が実は陸上の専門家で、市内でもかなり上の指導者である。噂では市内1番の指導力とのこと。ただ、教務主任ということで、主任にはなっていない。しかし、実質の総監督である。


去年もそうだが、めぼしい子どもをピックアップしてもらい、朝練で鍛えてもらっている。先週から6年生数人を呼んで朝練をやっていただいている。選ばれた子どもの様子を見てみると、嬉しがっている子もいれば、正直選ばれたくなさそうにしている子もいる。はたまた、選ばれずに悔しがっている子。


それぞれに思いがある。やる気があって実力もある子。やる気がないが実力がある子。やる気はあるが実力が伴わない子。


実力が伴わない子はかわいそうだが、上を目指して頑張ってもらい続けるしかない。一方、やる気がないけど実力はある子はなんとかしてあげたい。

実はそういう子にこそ、まだまだ隠れた実力・才能が眠っているように思える。やる気を出して、目的や目標を抱いて活動すれば、個人としてもチームとしてももっともっと伸びると思う。


私のクラスにも選ばれて、戸惑っている子どもがいた。
そこで、今日は朝の会でこんな話をした。

「選ばれるって、認められることですごいことなんだよ」っていうこと。
『陸上でも合奏でも合唱でも何でも、認められると「自分ならでは」ができる。この「自分ならでは」は自分を肉付けしてくれるから、陸上や合奏、合唱など以外の自分自身をも大きくしてくれる。自分の強みがあるっていうのはとってもすばらしいことなんだよ。』っていう話をした。

併せて
『認められるようになるにはアピールも大事。自分が「がんばっている」ということを言葉や姿で積極的に表現することだって、最終的には頑張っている自分に気付くことに繋がるんだよ。』と話す。



人は認められることで自信をもてる。認められることでその活動が好きになる。だから、自分から進んで取り組める。自信をもち、自分から取り組めるんだからどんどん伸びる。

せっかく認められたんだから、それを自分の強みとして自信をもってほしい。クラスの子に、教務主任の話をする。「市内1番の指導者に認められるってすごい」などと話すと、うれしそうな表情をする。認められたという実感が伴ったんだろう。明日からも自信をもってがんばってほしいなと心から思う。


ということを考えていくと、やっぱり怒ったり貶したりする指導より、褒めたりおだてたりしながら認めてあげる指導の方が、結果的に子どもたちは伸びるのではないかと改めて思う。


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