しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

性的なことに興味をもつ子ども

先日家庭訪問があった。
その中で
「子どもが性的なことに興味を持ち始めたみたいである。他のクラスの友達だが、よく一緒に遊んでいて、その友達がネットで性的なことを検索している」
とのこと。クラスの子自体はそれらの意味についてまだよく分かっていないのだが、
「友達が調べたことがよく分からなくてそのことを親に聞いてくる」
というのである。
その際に、親としてどう返していいのか分からないという相談であった。親としては「まだ早い」と思うのだが、真剣に答えたほうがいいのか、それとも「寝た子を起こすな」というように何となくごまかしたほうがいいのか迷うらしい。

その時に、
「学校ではどうされているんですか?」
と、質問された。私自身、正直どう返したらよいのか分からなくなってしまった。
実際、私はあまり性教育というものをしたことがない。体や心の変化については4年生で指導することになっているが、私は4年生だけ担任したことがなく、どのような指導や授業をしているのか分からない。
これまで高学年を担任した際に、男子がふざけて性的な話題を出した時は、何となくごまかしてしまっていた。

性に関する指導は難しい。男子は表面に出やすいが女子も仲間内で、そういう話題について花を咲かせて(?)いるという話も聞く。そういう場面に出くわしたら、どうしたらよいか本当に分からなくなる。

性教育に対して「寝た子を起こさないが良し」という風潮を感じるが、本当はそれではダメなんだろうと思う。
私見だが、今は学校でも家庭でも、大人が性教育、性指導から距離を置こうとしているように感じる。扱いづらいから。子どもからの質問が怖いから。

でも、何もしなくても、子どもたちは興味や知識をもちだす。特に今はDSなどもゲーム機でもインターネットに接続できるし、自由に使えるタブレットも普及している。現に学校にあるタブレット端末のインターネット履歴を見ると、そういうことを検索していることに気付くことがよくある。いつでも知りえてしまうのである。まだまだ判断力に乏しい子どもたちがそういう知識だけを身につけたとしたら、先が見えてしまう。


なかなか踏み込んだ指導はしづらいが、まずは、そういう実態をしっかりと把握しなければいけないのだと思う。保護者に先に相談されているようではダメだなと痛感してしまった。


「まだ早いこと」。でも「大切なこと」。このアンバランスさが厄介なんだなぁ。。。


保護者には「そういう話題が出たことを、学年や生徒指導担当にあげておきます」だけ伝えた。保護者にはどう返したらいいのだろう。まだ何も返していない。うぅん難しい。。。