しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

町探検

朝、2年生の娘が、朝ごはんを食べているとき、
「今日、楽しみ。」
と話していた。その理由を聞いてみると、
「どこどこ(地区名)にお出かけするから」
という。つまりは町探検だ。娘にとっての初めての町探検。
私も興味をもったので、さらに娘に聞いてみる。
「何をしに行くの?」
娘は、
「分かんない」
という。これまでの娘の担任の様子から私は「やっぱり・・・」という思いをいだきながらも、さらに、
「何を見にいくの?」
娘は、
「分かんない。だって、お出かけするから水筒を持ってくるってしか言われてないもん」
とのこと。私は
「じゃあ、何でどこどこ(地区名)に行くって分かるの?」
と聞くと、(指をさして)あれ(家に掲示してある学年だより)に書いてあったから」
との答えが。
私の予想をはるかに超えていた。担任は子どもたちに何にも伝えていないのだ。娘は自分で学年だよりを見て、しかも、内容を理解できたから行き先を把握したものの、この状況では目的ももたずに、しかも行き先も分からずにいる子どもたちがいるのではないか。


帰宅後、娘に聞いてみた。娘は、
「楽しかった」
と。もちろん私は、
「何が?」
と聞く。すると、
「行ったことがない道を通ったのがおもしろかった」
という。私は、
「何か見つけたの?」
と聞くと、
「あのね、田んぼがいっぱいあってね、そこにね、おたまじゃくしがいっぱいいたんだよ!」
と教えてくれた。
私はちょっと安心した。娘なりに気付きをしてくれたから。季節や自然に関することだったり、身近なところでも知らないことがあるということだったり。
子どもが町探検で気付く観点はたくさんある。特に最初の町探検ならなおさらだ。それを教師は全てを子どもに伝えるではなくとも、探検するにあたっての視点は与えてあげなければならないと思う。ただお出かけするのではダメだ。この町探検での気付きが次の町探検につながるのである。「もっと詳しく」かもしれないし「もっと他のことも」かもしれない。はたまた「あそこで働いていた人が・・・」というように「人」に目が行くかもしれない。どこまで教師が考えているかで方向性が変わっていくのだ。

娘の気付き、子どもたちの気付きをどう取り上げて共有したり広げたりしてくれるのかがすごく気になる。次の町探検もただ何も言わずに行くことになるのだろうか。。。


もう一つ気になることが。娘の担任。ここ最近、休みがちとのこと。実はいろいろある先生で・・・この話はやめておこう。