しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

諸行無常

今日は久しぶりに近くの「大勝軒」でラーメン(つけ麺)を食べてきた。開店と同時に着いたのだが、すでに何人もの人が食券を買おうと並んでいた。それでもすぐに入れておいしく、お腹いっぱい食べてきた。

「大勝軒」。10年近く前は本当によく通っていた。前にも何かの記事に書いたが、仕事帰りに食べ、家で夕飯を食べるという生活をよくしていた。
「大勝軒」は、とにかくお腹いっぱい食べられるのがいい。そして、味もいい。そして何よりオーナーの寡黙で渋く、落ち着いた雰囲気が好きだった。オーナーは静かだが、従業員は活気があるというのが、なんかカッコよかった。

しかし、いつしか他県にも店を進出することになり、そのオーナーはそちらの店の方を中心に切り盛りするようになり、店に立たなくなってしまった。そのためこの店は、オーナーのお弟子さん?(従業員だった人)が店長となり、受け継いでいく形になった。

その店長さんも変わっていく(今は何代めなのだろう)。すると、それに合わせてか少しずつ雰囲気や味も変わっていっているような気がする。


以前は寡黙なオーナーの元、従業員が元気よく盛り立てている感じだったが、今はなんかちょっと違う。従業員は前ほど活気はなく、楽しそうに会話をしているし、店長さんも特に注意するわけでもない。なんだかダラダラしている雰囲気になってしまった。

味は確かにおいしい。でも、なんか違う。前はもっと・・・。とにかく、あのオーナーの頃のような満足感が得られない気がするのだ。雰囲気のせいで味も変わったように感じるのか、味も少しずつ変わっていくのか。


やはり、形あるものは少しずつ変わっていくのだろうな。オーナーがいなくなってしまったから変わったのかもしれないし、オーナーがいても変わっていくのかもしれない。

ラーメンでもなんでも、伝統を守るというのは並大抵ではいかないんだろうなと思った。ましてや人が変われば尚更だ。どんなに思い入れがあっても、その思い入れは人それぞれ違う。技術や感覚も違う。同じ人は誰一人いない。良い変化が見られるのであればそれは「温故知新」なのかもしれない。でも・・・。
だからこそ、従業員の私語など意識の面など味とは関係のないちょっとしたことも大切にしていかなければならないんだろう。

この「大勝軒」、前のように戻って欲しいとは思わないが、オーナーが大切にしたいと思うことは受け継いでいって欲しいなと思う。