しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

自己評価の仕方

1学期も残りわずか。

今学期の振り返りを子どもたちにさせ、客観的に自分を見つめるとともに、自分の成長に気付かせていきたいと考えた。

振り返りシートなるものを使い、各教科等や生活面、係や委員会などについて、がんばったことやこれからがんばりたいことを文章で振り返らせる。また、各教科については、自分なりに◎、◯、△をつけさせ、準数値化させてもみる。


ここで大切にしたいのは、がんばってきた過程に目を向けさせることである。こちらから何も言わないと、

「算数の分数のわり算がよくできた」
「漢字をがんばった」
「社会の歴史がよく分かった」

などといった。表面的なことしか書かない。これでは、せっかく1学期間がんばってきたのに、そのよさに気付き自分自身に価値付けられない。
というのは、どんな子どもでもがんばっているのである。できるできないは別として、どの子も算数をがんばっているし、漢字もいい点数をとりたいと思っている。初めての歴史学習にもその子なりに取り組んでいる。そのため上記の文章では、曖昧すぎて、自分がどうがんばってきたのかが全く分からない。
つまり、上記の自己評価では、誰にでも当てはまる表現であるということだ。なので、もっと「自分だけの取り組みやがんばり」が伝わるような表現にさせたい。

例えば、

「分数のわり算では、分からなかったところを自分から先生や友達に聞いたので、間違わずに計算できるようになってきた」
「作文や生活ノートで習った漢字を使うように意識してきたから、漢字のテストでもいい点数を取れた」
「歴史の学習では、黒板を写すだけではなく『歴史にドキリ』で大事だと思ったところをノートにまとめた」

というように「自分は、こんなことをがんばったんだ」ということが分かるような自己評価をさせることで、自分自身の学びが分かるし、足りないところにも目がいくようになると考える。


実はこのような表現の仕方、通知表の通信文の書きぶりにもつながる。その子どもだからこその見取りがある。そのため、教師がそういう見方をしておくことは大前提。そうでないと、子どもたちに観点を与えられない。通知表の通信文については、機会があれば後日書きたい。


ともあれ、せっかく70日も学習してきたのだから、自分に返るような振り返りをさせていきたいものである。