しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

心が変化したからこそ

今日、ある女子が泣いていた。


この女子。仮にA子としよう。オマセな子で、接し方が難しいなと感じていた子であった。キャピキャピしているイメージで、そうではない子に対してあたりが強かったり、陰でこそこそと言ったりすることが多い子であった。
そのため、定期的な相談時では名前があがることが多々あった。

そんなA子だが、少しずつ様子が変わってきた。最近では、今まで悪口を言っていた友達に自分から接していったり、友達のよさを見つけて褒めてあげたりと、友達に対する接し方が見えるように変わってきたのだ。


しかし、そういった変化を面白くないと思う子もいる。今まで仲良くしていた友達と隙間ができてしまったのだ。その少しずつのすれ違いが今日ついに爆発してしまったらしい。


周りの友達が心配して、ことの様子を教えてくれた。

私はA子を呼んで、
「何か話したいことある?」
とだけ聞いた。すると、マシンガンのように吐き出した。それは、
「今まで仲良くしていた子と仲が悪くなってしまったこと」
「自分は今まで人の悪口ばかり言っていたけど、みんなと仲良くしたいと思ったから、言うのをやめたこと」
「仲良くしていた子が友達の悪口を言っているのを聞くと、その友達がかわいそうだと思ったこと」
「いろいろと話していても、わかってもらえないこと」
などなど、泣きながらも早口でぶちまけていた。しかし、相手の子のことは『仲が良かった子』とし、けっして名前を出さなかった。私がなんで名前を言わないのか聞いてみると、
「今まで仲良しだったから」
とのこと。おそらく、その子を悪者にしたくなかったのかもしれない。というのも、A子は相手の友達の悪い面を一切話さなかったのだ。ただ「仲が良かったのに悪くなってしまった」「みんなと仲良くしたい」という旨のみ話していた。


双方の話を聞くと、単純にいうと「すれ違い」。その中でのズレがたまって、爆発したようだ。でも、最近では友達関係に対し不器用なA子。自分でもどうしたらよいか分からなかった様子。


A子に変化が見られたからこそのトラブル。A子にとっては大切なトラブルだったのかもしれない。私が解決してあげることはできないが、この危機を乗り越えて、もう一つ先の崇高な友達関係を築けるといいなと思う。

でも、A子の変化は周りの友達にも伝わっているのが救い。今日、私に相談してきたのは、以前A子に悪口を言われたり避けられたりしていた子だから。