しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

なぜ、ミニトマトなのか

昨日は、娘の学校の授業参観。今回は、妻に行ってもらった。その帰り、学校で育てているミニトマトの鉢を持って帰ってきた。

私の勤務する学校でも、2年生はミニトマトを育てており、同じように保護者に取りに来てもらっているようだ。


よく見かける「2年生はミニトマト」。
2年生は「ミニトマト」を育てなければならないのか?

そんなことはない。どこにも「ミニトマトを育てること」とは書かれていない。
そもそも、野菜を育てるということに対しては、学習指導要領「生活科」の内容の(7)には

「動物を飼ったり植物を育てたりする活動を通して、それらの育つ場所、変化や成長の様子に関心をもって働きかけることができ、それらは生命をもっていることや成長していることに気付き、生き物への親しみをもち、大切にすることができるようにする」(新指導要領のもの)

とある。
つまり、何かを育てることが目的ではなく、育てる過程で何かを感じたり気付いたりすることが大切だということ。そのためには、なぜそれを育てるのかという「目的」を大切にしなければならないのだ。

「何でミニトマトを育てているのか」娘に聞いても「先生に言われたから」とか「分かんない」で終わってしまう。ましてや、娘はミニトマトが好きではなく、あまり思いも込もってなさそう。もったいない。


教科書をみると、ミニトマト以外にも、キュウリやナス、トウモロコシ等々。いろいろな野菜が紹介されている。娘はトウモロコシを作りたかったらしい。

確かにミニトマトは失敗しづらく、成長の過程が分かりやすい。だから、選びたい気持ちも分かる。ミニトマトを選んでいけないのではなく、子どもの思いが込もるような仕掛けをしてほしいものだ。