しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「その子」に合わせた接し方(指導の在り方)

夏休み。しかし、特設活動は熱い。特に、合奏・合唱は暑い中でもみっちりと練習する。大会も近いし、団体の活動であるため、1人が欠けると音楽が成立しない大変さもある。

その点、陸上部はほぼ、自分との戦い(部としてみんなで高めていくという大切さはあるが)。それに、暑い中みっちりとやったら死んでしまう。そのため、朝の涼しい時間帯に1時間ほど行って終了になる。


そんな特設活動。やはり、子どもたちにとっては負担(身体的にも精神的にも)になることも多いようだ。自分から入部したとはいえ(親に勧められたとか、友達に誘われたとかもあるが)、毎日活動するのは辛いようだ。

そんな中、合奏部で参加渋りをしている子がいるようだ。朝になると行きたくなくなり、トイレにこもってしまったり、急に体調不良を起こしたりしてしまうらしい。


そんなときの対応はすごく難しい。

私の学年の主任が合奏担当の一人なのだが、その先生は、わりと強制的に参加を促すタイプ。「さぁ、早く行くよ!」と無理矢理にでも手を引いて来させる。これはこれで、潔くなり参加させることができることがあってよいかもしれない。

しかし私は逆に、子どもの気持ちに合わせてあげるタイプだ。その子の思いを聞いて、どうしたいのか決めさせてあげる。これは、子どもに寄り添っているようにも見えるが、合奏部として考えると無責任だし、その子が思いを表出してくれないと先に進まない。


どちらがよいのか?どちらもいいかもしれないし、どちらも悪いかもしれない。要は「その子」がどちらのタイプが合うかどうかなのだと思う。

強制的に参加させられて、モヤモヤが晴れてスッキリとする子もいるだろうし、逆にそのせいで余計に負担に感じる子もいるだろう。

また、話を聞いてもらって、自分でしっかりと決断できる子もいれば、自分では決められず先生に後押ししてほしいと思う子もいるだろう。


その子をどう見取っているかがとても大切なのだと思う。しかし、今回の事例は少し難しい。それは、特設活動だからである。指導している先生方は、その子の担任ではない。そのため、どんな子なのか分からないのである。


特設活動は何のためにあるのか。大会で良い成績を収めるというのは大きな目的の一つだ。しかし本当は、特設活動を通して、自分自身を高め磨いたり、友達との協力を学んだり、責任について考えたり、心を豊かにしたり・・・、そういう目的が根底にあるのだと思う。その目的を意識していれば、担任ではなくとも「その子」一人一人を見取っていく必要があるのだと感じる。


実は渋っている子は、私のクラスの子。もしかしたら、本当はあまりやりたくないのではないかと思っている。私はそう見取り、先日その子と話したが、何も語ってくれなかった。
うぅん、やはり難しい。。。