しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

伝わりやすい発表と伝わりにくい発表

今日はお盆前の最後の研修。
県外の学校、市内の学校の実践報告があった。4つの学校の発表があったのだが、伝わりやすい(つまり上手な)発表と、伝わりにくい(つまり、、、〇〇な)発表があるなと思った。そこで考えたことを記事にしたい。

話し方

まずは話し方。授業での発表も同じことが言えるが、発表とは、相手がいてはじめて成り立つこと。そのため、話すときは相手を意識して話すことが何よりも大切なこと。相手の表情や仕草、つぶやきなどから、聞き手が分かっているのか、共感しているか、言いたそうなことがあるか等々、様々ことを捉え、それに合わせた話し方をしなければ伝わらない。だからこそ、スピードを変えたり、質問形式にしたり、実際にさせてみたり等々、工夫が必要だ。また、上手な人はテンポがいい。それは、やはり聞き手を意識しているからだと思う。

逆に、伝わらないし、正直もう聞きたくないなと感じる話し方は、原稿を読むだけの発表。淡々と話し続けるため、どこが大切なのか、何を言いたいのか分からない。持ち時間の35分、ずっと読み続けて終わるため、もう長い長い。35分の持ち時間で35分の原稿を作っていたのではダメだと思う。だから長く感じる。伝わるような発表は、間があったり、考える時間があったり、冗談があったりと、話す時間は半分くらいだと思う。だから、十分すぎるくらい余裕のある「話の構成」(あえて原稿とはいわない)をつくることが大事なのである。


話し方一つ考えることも、授業づくりにつながる大切なことだと思った。


資料

資料も大切な要素の一つだ。

読んだだけで全て分かる資料は素晴らしいが、それだと発表はいらない。何でもかんでものせてある資料だと、聞き手は資料を見て話を聞かなくなるだろう。だから、資料はあっさりしている方がいい。ポイントや大事なことぐらいにして、聞き手が話を聞いて心に残ったことなどを自分なりに書き込めるようにする方が、その人だからこその学びになる。

特にそう思えるのは「パワーポイント」を使った発表である。どうも「『パワーポイント』さえ使っていればよい」もしくは「使っていさえすればよい」という風潮がある気がする。そのため「パワーポイント」や「プレジ」などの「プレゼンテーションソフト」のよさを無視しているのだ。「プレゼンテーション」で大事なのは、その「視覚性」だ。視覚的に捉えやすくすることで、その実践のよさを伝えやすくしてくれる。なのに、何でもかんでものせてしまうので、全く見づらい。文字だらけのプレゼンなど一番やっていけないことではないか。つまり、無理に「パワーポイント」など使わなくてもいいのである。

今回もどの発表も「パワーポイント」を使っていた。その明暗ははっきり分かれた。やはり見やすい提示と、後で整理しやすい資料がある発表は本当によく伝わる。

まとめ

教員の発表のスキルはもっと高めなくてはならないと思う。正直いって低すぎる人が多い(自分も含めて)。企業の営業の方を参考にしたり、ソフトについてもっと学習したりする必要があるし、今後なおさら大事、というか不可欠なスキルになると思った。