しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

引き渡し訓練

今日は、授業参観。その後は「緊急時引き渡し訓練」。毎週毎週何かしらある。この余裕のない教育課程、なんとかならないものか。


それはどうしようもないとして、気になるのは(これってどうなの?って思うのは)「緊急時引き渡し訓練」。

この「緊急時引き渡し訓練」。有事の時に確実に子どもを保護者に引き渡すことができるようにするための訓練。6年前に東日本大震災があり、それをきっかけにどの学校でもこのような訓練が開かれるようになった。

あの日、子どもたちを確実かつ安全に保護者のもとに返すために、各学校では頭を悩ませたのではないか。
私の勤務していた学校では、全家庭の保護者に迎えに来ていただいた。最後の子どもが帰ったのは夜の8時近くになっていたのを覚えている。
しかし、それは間違った帰し方ではなかったとも思っている。それは、全員が無事に家に帰れたから。

このような際にどうやって家に帰すかということを教員も保護者も共通理解をしておくことはとても大切なことである。もしかしたら、訓練をしていたらあの時ももっとスムーズに帰すことができたかもしれない。


このような有事はいつ起こるか分からない。東日本大震災は3月だったが、もしかしたら4月に何かが起こるかもしれない。とすると、こんな時期に「引き渡し訓練」を開くのはどうなのかと思うのだ。それは私は昨年、今年度の教育課程編成の会議で言ったのだが、様々な行事等の関係で9月にしかとれないと言われた。
あのような大災害があったのに、もう「引き渡し訓練」が形骸化しているのだ。これは本校だけではない。多くの学校でこの時期に行われている。娘の学校でも来週行われる予定だ。

「去年もやっているから、9月でもいい」という意見もあり、確かに分からなくもない。1年に一回行われるからいいのかもしれないが、1年生はどうする?転入職員はどうする?新しく始まった年度初めこそ大事なのではないかな。

命な関わること。その命を守るための学校行事。大切にしてほしいなぁ。