しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

福岡の高校生による、教師への暴行事件について

夜中目を覚まし、ネットを見ていると、福岡の高校生の対教師暴力事件についてのニュースがあった。動画もしっかりと流れていた。クラス全体の闇が全国に流されることとなっている。

朝にはテレビのニュースになっていた。

当の高校生は自業自得としかいいようがないが、いろいろな面で考えさせられる。

まずは、この高校生、これからの人生を考えた上で「やっちゃったなぁ」と思う。逮捕されたのだが(これは極々当たり前で、やはり行動には責任が伴い、人に迷惑をかけたら裁かれるということを知らないといけないし、高校生にもなれば分かっていなければならないことだと思う)、怖いのは逮捕されることだけではない。
今の時代、こういう事件が起こると、逮捕で終わらず、私刑が待っているのである。というより、私刑は始まっている。夜のうちにすでに名前も特定され、家族情報も流され、憶測でいろんなことを言われている。まぁ、同情の余地はないが、今の時代は、このような危険性も頭に入れておかなければならない。

先日、教育実習生の道徳の授業について記事にしたのだが、

http://www.truth-teacher.com/entry/2017/09/28/195512

この高校生だって、このようなことは悪いことだということなんて百も承知であろう。でも、考えが及ばないのだ。先を読めないのだ。人の痛みが分からないし、社会のルールも理解しきれていないのである。結局、自分が取り返しのつかない痛い目にあうという結果に至る。何とも悲しい話だ。でも、全くの同情の余地はない。自分のまいた種だ。しっかりと罪と向き合ってほしい。そして、周りの人はこれを確かな警鐘として受け止めてもらいたい。


そして、もう一つ。この先生である。指導力のなさもいわれているが、とにかく手を出さなくてよかった。生徒にやり返したとしたら、その途端に「体罰」として立場が逆転したであろう。こういう世の中も怖いし、悲しいなと思う。メディアをはじめ、憶測でものをいうのは簡単だが、その背景を捉えていることは本当に少ないだろう。どうしても、教師は悪者になりがちだ。連日様々な不祥事をおこしているニュースを目にし耳にするため、それは仕方がないことかもしれないが、今回の事件も少し間違ったら「教師の不祥事」としてニュースになっていただろう。


私たちがこれから考えなければならないことはいったいなんなのだろう。今回のニュースをみて、ますます分からなくなってしまった。