しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

絵画展(?)の指導

この時期「校内絵をかく会」とか「校内絵画展」などの校内行事があり、それに向けて絵をかく授業をがんばっている学校が多いのではないか。

我がクラスも、絵をかく授業にとりかかり始めた。教育課程にも位置付けられており、せっかくかくのであれば、子どもたちが表現したいものを表させてあげたいなと思っている。


先日、一緒に働いたことがある先生と話をする機会があった。その先生がこんなことを言っていた。

「今の学校に『絵画展(そんなニュアンスのこと)』があるんですが、全くといっていいほど同じ絵が飾られている学級が多いんですよ。」

と。私もそういうのを見たことがある。あるクラスの飾られている絵を見ると、同じような絵が並んでいる。
その先生は、

「一つ一つの絵は上手だと思うのですが、同じような絵が並んでいると、異様に感じます。」

と続けた。私もそのようなクラスの絵を見た時は「上手だ」という感覚より「えっ?」というなんか不気味さを感じたのを覚えている。


私は絵が苦手で「上手に絵を描く方法があれば知りたいな」と思っていたし、今でも思っている。絵が上手な人は羨ましい。教員として、とても大きなスキルだと思う。でも、みんなと同じ絵を描きたいかと聞かれたとしたら、それは嫌だなと思う。

でも、絵が苦手な子どもにとっては「ぼく(私)にもこんな絵が描けた」という自信につながるかもしれない。それを積み重ねれば少しずつ絵を描くのが好きになれるかもしれない。


では、絵が上手な子ども(何をもって上手というかはおいておいて)や、絵を描くのが好きな子どもにとってはどうだろうか。もしかすると「本当はこんな絵を描きたかったのに」とか「みんなと同じは嫌だ」などと思うかもしれない。


先生の「こんな絵を描かせたい」という願いと、子ども一人一人の「こんな絵を描きたい」という思いが一致することは絶対にないはず。

見る人には下手くそに見えるかもしれないが、子どもが自分の思い、自分の表現で描いた絵を飾ってあげたいなぁ。でも、下手くそだと思っている子どもにとってはそれを飾られるのは嫌なのかなぁ。。。