しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「観の眼」と「見の眼」

今、齋藤孝さんの『型破りの発想力』という本を読んでいる。

自分の中で「アイデア力」を高めたいと思っていて、それは「発想力」と繋がると感じている。豊かな発想力をもった授業や企画は子どもたちを惹きつける。しかし、新しいアイデアはそう簡単に思いつかない。そこで、新しいアイデアを生み出すコツや型があればなぁと思い、手にとった本がこの『型破りの発想力』である。

「型破り」の発想力   武蔵・芭蕉・利休・世阿弥・北斎に学ぶ

「型破り」の発想力 武蔵・芭蕉・利休・世阿弥・北斎に学ぶ

そこに、新たな発想力の型とはちょっと違うが、興味深い記述があった。それは「宮本武蔵」について書かれている項である。

宮本武蔵が書いた『五輪の書』について書かれていることをあげながら、宮本武蔵について述べている。書籍の魅力についてうまく述べられないので、詳しくは読んでもらいたいが、、、

そこで「観の眼」と「見の眼」について書かれている。

『五輪の書』の「水の巻」に、

一、兵法の眼付と云ふ事
眼の付け様は大きに広く付くるなり、観見の二つあり、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、近き所を遠く見ること兵法の専なり、敵の太刀を知り、聊か敵の太刀を見ずと云事兵法の大事なり、工夫あるべし、

と書かれている。
『型破りの発想力』を読み進めるとともに自分では、

心で見るのが「観の眼」、目で見るのが「見の眼」

だということなと解釈した。実際に見えるものだけではなく、全体や状況を「察する」ことが大切なんだろう。授業でもそれは生きてくるのだろう。自分の独りよがりにならないように、常に全体を「観る」必要があるのだと改めて思う。


齋藤孝さんは、この「観見二つの眼」について、兵法に限らず、社会で生きていく上で必要なことと述べている。確かにそうだよなぁと思う。
目に見えるものだけに頼ることなく、心の眼によって物事の本質を見極めることが大切だなぁ。。。


ここまでこの記事を読み返してみると、私の文章力、表現力ではイマイチよさが伝わらない。。。『型破りの発想力』では、もっと分かりやすく書かれている。気になった方はぜひ一読を!