しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

体育がなくなって喜ぶ子どもたち

天気予報通りにいかない。今日は朝方まで雨で、9時頃からは雨があがるという天気予報が多かった。日本気象協会も気象庁も、ヤフー天気も、ウェザーニュースも。ただ、iPhone標準のウェザーチャンネルだけは違った。正直いつも当たらないイメージがあったウェザーチャンネルだけが今日は当たった。


明日は持久走記録会。今日が最後の試走の予定であった。4時間目が体育の時間で、その時間に学年全体で試走することになっていた。
朝から子どもたちが「今日、体育はあるんですか?」「先生、雨降ってますよ」などとこちらを牽制してくる。本校の校庭は水はけがたいへんよく、ちょっとの雨ではびくともしない。しかし、小雨ながらなかなか雨は止まない。そこで、学年の先生方で相談し、6時間目と授業を交換して、6時間目に試走することにした。それを伝えると、子どもたちの表情が曇る。その表情からは「ちっ、中止じゃないのかよ」という声が聞こえてきそうだった。
その後も駆け引きは続いた。給食の時間も「まだ、雨降ってますよ」「走れるんですか?」「校庭も濡れてますよ」という、子どもたちが聞いてくる。それに対し我々も「もう少し様子をみます」「まだ判断はしてません」などといい、逆に子どもたちを牽制する。

天気予報は裏切りを続け、ついに中止の決断をすることになった。それを子どもたちに伝えると、一斉に、

「ぃーよぉっっっしゃぁーーーっ!!!」

という歓声が上がった。体育がなくなるとブーイングが起こることが多いのに、今日は大歓声。よっぽど長い距離を走るのが嫌なんだろうな。走ったあとの気持ちよさとか達成感とか感じることなく、ここまできてしまったのだろう。そう思うとなんだか悲しい。

バスケとかサッカーとかドッジボールとかは喜んでやるのだが、動きの基礎となる動き、例えば走るとか跳ぶとか投げるとか、鉄棒で体を支える感覚をつけるとか、マット運動で回る感覚をつけるとかはあまり経験がないようだ。このような動きに目的意識をもったり目標をもったり、達成感を味わったりすることができるようにさせなければならないはずだったのだろうなぁ。