しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

グループ編成の違和感

来週末は学習発表会。それに向けて、各学年・学級が練習を一生懸命がんばっている。劇をやる学年もあれば、各教科等での学びを生かして発表する学年もあり、グループを組んで総合の発表を行う学年もある。


ある教室に入った時の出来事。教室内に発表会で発表するグループと思われるメンバー表が掲示されてあった。それを見た時、違和感を感じてしまった。


まずは、そのグループ編成が見事に男女が分かれているのである。すべてのグループが男子だけ、女子だけになっていた。しかも、どうやら仲の良い子ども同士でグループをつくっているようだということが普段の様子から見えるのだ。そして、グループのメンバーの下には子どもの字で「もう受け付けません」と書いてあった。つまり「もう誰もまぜませんよ」ということ。

総合の学習をしてきて、こういうことってありえるのかなと疑問をもってしまった。確かに、仲の良い友達とグループを組みたくなる気持ちも分からなくはない。また、どうしてもそういうグループ編成になりやすくなるのも分かる。でも総合的な学習の時間って、仲良しグループで問題を解決したりまとめたりする学習ではないはず。あくまで自分で課題を見いだし、それを自分なりに追究するのが総合だと思う。そして、追究する中で課題が近しい人と繋がっていき、やがてグループになっていくのだと思う。だから、一人でもいいと思っている。
でも、仲良しグループだけで、しかも男女がはっきりと分かれている。普段から子ども同士のかかわりが希薄なのではないかと思うとともに、学級としての日々の在り方にも違和感を感じてしまう。


そしてもう一つ。メンバー表には、何について発表するかテーマのようなものが書かれていた。その中に「問題外」と書かれていたグループがあった。
いろんなところから判断するとつまりは見捨てられたチームということのようである。確かにメンバーを見ると、指導に難がありそうなメンバーだったが、それもどうなんだと思った。担任の先生はその子たちに何をしてあげただろう。問いを見つけ出せるようなことはしてあげたのだろうか。ただでさえ難ありの子どもたち、特別に配慮したり支援したりしてあげなければ、問いも見いだせないかもしれないし、追究することも難しいだろうし、ましてやまとめることはもっと難しいのではないか。


結局は学級経営なのかなぁと思う。その成果は一朝一夕には出てこない。ここまで来てしまうと、なかなか難しいのだろうなぁ。