しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

子どもたちなりに気遣いがある

今日、持久走記録会があった。本来は先週に行われるはずだったが、雨天が続いたため今日に延期になった。

子どもたちは持久走の練習を嫌がりながらも、業間のマラソンタイムでがんばって走る子も多く、目標をもって取り組む姿が見られた。特に、陸上部のリレーのメンバーはそもそもが体を動かすことや友と競い合うことが好きなのだと思う。


昨年度までずっと1位をとっていたのが(ほとんどが1位だったかな)、リレーメンバーの一人であるM男。今年の男子リレーはとてもよい成績を収めた。県レベルの大会で優勝もした。そしてこのM男、そんなリレーでアンカーを務めた子。この子の追い上げがあってこその成績であったといっても過言ではない。このM男は短距離だけではなく、長距離もボール投げもとくいであり、オールマイティ。そのため(陸上に関しては)一目おかれており(陸上に関しては)絶大な信頼を寄せられる存在である。


しかし、今年はその子は2位であった。最後、追い上げたが、僅差で敗れた。そして1位になったのが、私のクラスのR男。この子もリレーのメンバーの一人。陸上部でも「練習が嫌だ」などとボヤきながらも毎日一生懸命練習していた。またR男は、いつもおちゃらけており、明るくムードメーカーである。

そんなR男が、教室にもどって、

「先生、なんか気まずいです」

と言ってきた。もう少し話を聞くと、

「M君をぬかしちゃって、なんか喋れないんです」

「『いい気になってる』みたいに思われるかもしれない」

などと言ってきた。あのおちゃらけR男が、1位になって喜ぶのではなく、M男を気にし、気遣っているのだ。子どもたちは子どもたちなりにいろいろと考えながら生活しているんだなぁと改めて思う。R男もただおちゃらけて明るくしているだけではなく、友達との関係性を気にし、気を遣っている。その中でクラスやチームを明るくしているR男って実はすごい子どもなのかもしれない。1年半かけて気付く子どもの一面。まだまだ知らないことがあるんだろうなぁ。。。