しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「おかげさま」

いつの間にかできている、昨日の持久走記録会の記録のまとめ。

いつの間にか買われている、学年で使う画用紙。

いつの間にか揃っている、陸上部で伝達する賞状。


いつの間にか。。。


持久走の記録は、学年主任が作ってくださっていた。

学年で使うものは、学年の副主任が買ってくださっていた。

賞状は、教務主任や講師の先生が揃えてくださっていた。


いつの間にか進められているものって実は多い。

学年の計画を決めてくださる学年主任。

細々としたことに気付く副主任。

「記録証、作りますよ」と、学年のために動こうとする2年目の先生。

いろいろといつも手助けしてくださる教務主任や講師の先生。


「なんで、これを俺がやらなきゃいけないんだ」
とか、
「あれもこれも多すぎる」
などと、不平不満を言いがちな自分がいる。

でも、そんな私を気遣い、いろいろとやってくださっている先生がいるんだなと改めて気付く。
最近は学年の仕事に手がいかず、他のことでいっぱいになっている私。でも、学年の先生方をはじめ、たくさんの先生方のおかげで、与えられた仕事に打ち込むことができているのだなぁ。


上所重助さんの詩『おかげさま』を思い出す。

おかげさま

夏が来ると冬がいいと言う
冬が来ると夏がいいと言う
太ると痩せたいと言い
痩せると太りたいと言う

忙しいと暇になりたいと言い
暇になると忙しい方が良いと言う
自分に都合の良い人は良い人だと褒め
自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す

借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満に明け暮れ
隣を見ては愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるが良い
いったい自分とは何なのか

親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの塊が自分ではないのか

つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

おれが おれがを 捨てて
おかげさまで おかげさまでと
暮らしたい

どこか偉そうになっていた自分。「自分はいろいろとやっているんだ」などと、気持ちの面での謙虚さを失っていたかもしれない。
自分のおかれている立場の中で、あるものに文句を言ったり、ないものに不満をもったりしている自分。あるものでも、ないものでも、自分だけでは動くことはできていないのだ。それなのに「自分は・・・」とか「自分ばかり・・・」とか、そういうことばかり考えてしまいがち。もう一度「おかげさまで」という気持ち、自分の原点に戻りたいと思う、今日このごろである。