しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

一歩先ゆく子どもたちの考え

今日は、算数で反比例の導入のところを学習した。

反比例になる事例を考え、子どもたちに提示する。事例と課題については説明が面倒なため割愛。今日は、どんな変わり方をしているかについて考えられればいいと思っていた。しかし、子どもたちは一歩先ゆく。

「これは比例か?・・・いや、ちょっと違うな」

という子どものつぶやきから始まり、

「Xが2倍、3倍になると、Yは÷2、÷3になっている」

と変わり方について気付く。そこで反比例についてまとめる。

しかし、子どもの考えはそれだけでは止まらず、

「減り方はだんだん緩やかになっていってるなぁ」

「XとYをかけると、決まった数になる」
「比例じゃないから、反比例定数?(比例定数については少しだけ触れた)」

「『Y=決まった数÷X』になってる」

「グラフも書けるのかな」
「比例と逆のグラフになるんじゃない?(「\」の形のグラフのことらしい)」

などなど、自分たちで問いを見い出し、勝手にその問いを解決し、また新たな問いを見い出している。気付けば3時間分くらいの内容に足を踏み入れていた。

私の役目はいわばファシリテーター。すごく楽に感じる。
毎時間こんな授業ならいいのかなと思いながらも「それもちょっとどうかな」という疑問も感じる。

子どもたちが自分たちで問いを見い出して、それにむかって考えていく。いわば「学び合い」?いろいろな「学び合い」に関する書籍を目にするが(私はあまり読んでいないが、こういう授業のことなのか?)、こういう授業もいい。
でも、一つの課題を提示し、それについてしっかりと考えさせ、議論させる授業だって必要だと思うし、時にはしっかりと教え込む授業だって必要になる時があると思う。


授業の形はいくつかある。「この授業スタイルが絶対に良い」という考えではなく、バランスはもちろん、その時に必要な(子どもの見取りと教科等の本質と照らし合わせたもの?)授業スタイルを考えることが大切なのかなと思った。特に、今日のような子どもたちが私の予想の一歩先をいった時こそ、子どもたちの思いや考えを大切にしつつも、どこまで進むのか冷静に見極める必要があるのだろうな。。。