しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「楽しかったぁ」という声

今日、4時間目の終わりに1年生が「楽しかったぁ!」といって、外から帰ってくる場面に出くわした。どうやら生活科の授業で、校庭で凧揚げをしていたようだ。何が楽しかったのか、何故楽しかったのかはうかがい知れぬが、とても微笑ましく思えた。


思い返してみると、クラスの子どもたちの「楽しかったぁ」は随分聞いていないような気がする。子どもたちは「勉強は嫌なもの」「勉強は辛いもの」というイメージが強いように思われる。特に高学年になるに連れて、学習内容も難しくなり、分からないことやできないことが増えていくこともあり、その傾向は強い。

でも、そういう現状があるからこそ「楽しい(楽しかった)」と思わせるような学習ができるといいなぁと思う。能力差や吸収力、理解力の差は否定できない。だから、全員に「分かる」「できる」ようにさせるのははっきりいって不可能だ。でも、もしかしたら全員に「楽しかったぁ」と言わせるのは可能なのではないか。できなくとも、分からなくとも「楽しかったぁ」と思えるような学習からは必ず得るものがある。それは「充実感」かもしれないし「自分らしさに気付くこと」かもしれないし「友だちのよさに気付くこと」かもしれないし「少しの成長」かもしれないし・・・。なにより、学習することの楽しさを味わうことで、自分なりに行動したり挑戦したり調べたりする姿に繫がるのではないかと思う。


卒業式まで残り43日らしい。それまでに一人一回でもいいから「楽しかったぁ」が聞かれるようにしたいなぁと思う。