しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

把握できない一面がある だから多くの目で見てもらおう

「先生のクラスの○○さんなんだけど、最近なんだか前までと違うような気がしないかい?」

昨日、音楽をもっていただいている先生からこんなことを言われた。

「思春期特有のなんというか、前までの素直さがないというか・・・」

と続ける。

この先生は、私の学年の子どもたちの音楽を4年生の頃から見てくださっている。子どもたちからの信頼も厚く、子どもたちは音楽が大好きだ。その先生もよく子どもたちのことを見てくれ、良い面をたくさん見取ってくださっている。そんな先生がいうのだから、明らかに様子が違うのだろう。


その子、私はとても「良い子」だと思っている子。本当に素直で、明るくて、真面目で、クラスが大好きで・・・。良い面ばかり感じていた。でも、そんな子がそういう一面を見せている(というか、感じさせている)のが信じられないというか、ショックというか。


しかし思い返すと、思いあたることもあるかなぁという気も。この子は以前、記事にした子。

卒業に対して不安を抱えており、それが出ているのかもしれない。


それからこんなことも。理科も分科の先生なのだが、理科の前にその子が「次、理科かぁ、嫌だなぁ」と言っていた。その理由を聞くと「それはちょっと言えませんよ」などという答えが。笑いながら言っていたため、あまり気には止めなかったが、昨日の件があると、気になってしまった。


私はこの子を「良い子」だという先入観をもっていただけなのかもしれない。確かにその先入観のおかげで、その子も「良い子」になっていたのかもしれないが(ピグマリオン?)。

大事なのはいろいろな角度からその子を見なきゃいけないということに気付いた。「良い面」しかない子どもはいないし、逆に「悪い面」しかない子もいない。「良い面」をベースにしながらその子を見つつ、その「良い面」に影響され過ぎないようにしないといけないんだよなぁと思う。
そのためには、いろいろな先生に見てもらうことがやはり大事。(良い面も悪い面も)その先生にしか見せない一面だってあるし、いつもいる担任だからこそ見られない一面だってある。今回も、音楽の先生が教えてくださったからこそ、気付けたし気にすることができた。

残り40日ちょいだが、まだまだ分からない面がある。それも30人近くいる。そう考えると一気に不安になるが、ここにきて大切な視点に気付くことができたと思う。