しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

彫刻刀の使い方

卒業制作の時期。定番かもしれないが、オルゴールボックスを作ることになった。といっても、定番かもしれないが、天板だけ自分でデザインして彫刻刀で彫るという極々簡単なもの。あまり時間をかけることが難しい中であるため、こういう教材が増えてきたのかもしれない。


彫刻刀、あまり上手に使えない子どもが多いなぁといつも思う。熱中しすぎて、支える方の手が刃の前にいったり、板を動かさず(回さず)、手を回しこむため、自分に向かって彫っていったり。。。とにかく危なっかしくて見ている方が恐怖である。1年に一度くらいしか彫刻刀を使う機会がないため、使い方を定着させるのは難しいなぁと改めて感じる。


しかし、今日は別の気付きが。今まであまり意識していなかったが、デザインを彫る子どもたちを見ると、版画のための彫り方をしている子どもが多いのだ。そういえば、浮き彫りのよさとか、そのやり方を指導していなかったのだ。というか、私自身その違いを意識することなくここまできたのだった。でも私は、参考作品を作る際は浮き彫りをし、それを子どもに見せたのだが、それが伝わっていなかった。なんせ、私自身が感覚的に浮き彫りをしていたからである。

それに気付き説明し直そうと子どもたちを見ると、時すでに遅し。しっかりと、下書きの線を三角刀で彫り進める子どもたちの姿が。。。デザインというより版画・・・。そりゃぁそうだ、子どもたちは今まで版画のためにしか彫刻刀を使ったことがないのだから。。となると、100%私の責任。やっちゃった感満載だ・・・。


これこそ教材研究だなぁと思う。彫刻刀に対して深く考えをもっていなかった。版画も浮き彫りも一緒くたになっていたのだということに気付く。みんな、スマン・・・。。。