しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

参考作品の影響力

卒業制作でオルゴールボックスの天板を作っているということは、以前記事にした通り。

どうしても「版画」っぽくなってしまい「浮き彫り」のようなデザインにならない。

そこで、まだ間に合う段階だと見越し、参考作品を作った。2時間ほどで作り上げた作品であるため、出来栄えは今一つだし、浮き彫りの彫りも浅くてちょっと浮き出た程度であるが、どういうのが「浮き彫り」なのかを示すのには充分かなという思いがあった。


※見せられる出来ではないので、ぼかします・・・

この作品を参考にしながら、自分のデザインに生かす子どもが見られるようになってきた中、新たな課題が・・・。

それは、参考作品の影響力の大きさである。

私自身、手早く作り、子どもたちに示したかったため、分かりやすく簡単なデザインにした。それが「6−3」である。

すると、9割の子どもたちが「6−3」を入れたのだ。もしかすると、本当に「6−3」と入れたかったのかもしれないが、オルゴールボックスが入っていた箱に載っているいくつかの見本には学年や組が入っているものは一つも無い。それなのに、これだけの子どもが描いているのだから、少なからず参考作品の影響はあるはずだ。


改めて感じたことは、参考作品の影響力は大きいということである。特に、教師が作る参考作品は子どもたちにとって一番身近なモデルとなる。だからこそ、考えなしに(考えていなかったわけではないが)パパっと作るようなものではなく、この作品が子どもたちにどのような効果と影響があるのか考えなければいけないのだ。もしかしたら、子どもたちにあった構想が消されてしまったのではないかと不安になってしまった。子どもたちにとって、最後の作品なのに・・・・・。