しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

どこまで求めてよいのか【初任者研修】

先日は、初任者に対し怒ってしまった。

とにかく仕事に対し、本気さが感じられないのだ。それが、やはり研究授業に対する姿勢にも現れてしまったのだと思う。

私は非常に迷いがあった。それは、この初任者に対して、これまで思っていること(電話がなってもでないことや、主任にお茶を入れされること、自分に必要な書類を他学年の先輩にコピーされること、とにかく周りの先生がすべてやってあげていること等々)を伝えたいなということだ。でも、それを伝えるのには心のハードルが高かったのが事実。

事実、教育委員会からも「初任者の先生方を大切にしてほしい」というお願いがされているという。それはつまり、「初任者に対しては何でも優しく教えてあげなさい。あまり厳しいことは言わないようにしなさい。」ということだろう。そこには、厳しくして初任者が病んでしまい、辞めてしまうことを恐れているのだと思う。逆にいえば、それだけ今の若い人たちは打たれ弱いということなのかもしれない。

そんなこともあり、私も何もいえず、結局「私たちが何でもやってあげる」というスタンスでこの2カ月を送ってしまった。その結果が先日の問題につながってしまったのだ。


初任者が何もやってこなかったという事実を知った時にもやはり、しっかり伝えるべきなのではないかと迷った。それは、指導の先生に対して失礼だからということと、その指導の先生に私が面倒を見てあげるようにというお願いをされていたということもある。でも、本当はそれ以上に私の中での不満が溜まっていたからだろう。


そんなとき、私は校長に呼ばれた。そこで、いくつかの要件を聞いたあと、この初任者の先生に対することをいくつか言われたのだ。それは、あまりうまくいってないのではないかと思われるような内容。それを見てあげてほしいというようなこと。それから、ちょっと初任者に指導してしまったのだが、それを気にしていないか不安だということも正直に話されていた。その時、私は思い切って今回のことを伝えてみた。

校長も思っていたことがつながったようで、現実を分かってくださったようだった。そして、今回のことについては、ちゃんと伝えてあげてほしいということを言ってもらえた。ちょうど私は研修主任。その立場で話そうということになったのだ。


実は、初任者を怒ってしまった(怒ったというより、大事なことを伝えたというのが正しいが)経緯には、こんなにも面倒な思いとやり取りがあったのである。


その時に私は土曜日までにGmailにでも指導案を送ってくれれば、それを見て感じたことや直した方がいいところを日曜日中に返信するからということでその日のやり取りは終わった。



ということで、昨日の夜にGmailが来た。早速今朝早く見て、返信したところである。


しかしながら、正直、どこまで本気で考えたのかは甚だ疑問だった。形にはしてあったが、本当にそれでいいのかなというように思ったのが事実。私の求めるものが高すぎるのかなとも思い、感じたままにはいろいろと伝えたが、あとは本人に任せることにした。


経験がないからできないのは分かっている。初任者なのだから、その程度でいいといわれればそうなのかもしれない。でも、2年目の先生も3年目の先生も、もっと自分をもっていたし、できなくても思いは伝わるような指導案だった。だから、突っ込んでも答えが返ってきた。今年の初任者は講師の経験がないからできなくてもいいのか?じゃあどこまで求めてよいのか?結局、私の迷いは解消されることはなかった。