しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

偏差値49をめざす

よく「truth先生って、仕事速いですよね」と言ってもらえる。

私の中では、「どれだけ勤務時間の中で仕事ができるか」というのを常に意識していたいと思っている(無理だけど)。でも、稼働可能な時間は決まっていて、自分の仕事量も決まっているのだから、できる限りその時間内に終わらせられた方が絶対にいい。

でも、この仕事には2つのハードルがある。

1つは、「遅くまで仕事をすることに美徳を感じている人が少なからずいること」である。逆にいうと、早く帰る人は「手を抜いている」とか「やる気がない」などと思われたり、「早く帰れていいよねぇ」とか「私はこんなに忙しいのにぃ」などと陰で皮肉をいわれたりするような傾向がまだまだあるのだ。

でも、ダラダラと遅くまで仕事をしている人の方が、そもそも「仕事ができない人」ということになるはず。本来は、スマートに仕事ができる人の方がかっこいいはずなのだが、まだまだそういう見方がされないのが現状だなと感じている。


2つ目のハードルは、「この仕事は、やろうと思えば際限がない」ということだ。一番良いものを創りあげようとすれば、永遠と考え続けなければならないのだ。

そして、その良さを判断する基準は、人それぞれであり、見る人によっては、180度違った注文をつけてくることがある。

つまりは、自分判断でも他人判断でも終わりがないのだ。だから、どんどんと仕事が遅れてしまいがちになる。




そこで私の中では仕事における一つの判断基準を設けている。それが、

「偏差値49をめざした仕事をする」

ということである。

本来の偏差値の考え方からすると、これは捉えが間違っているのは分かるが、自分の中でめざす仕事の質が明確になるため、あえて「偏差値」としている。

そもそも偏差値とはウィキペディアによると「平均値が50、標準偏差が10となるように標本変数を規格化したもの」らしい。簡単に捉えると、50が真ん中ぐらいの出来だということ。

じゃあ、49では真ん中より低いからダメなのではないかと思われると思うが、私の中では、

「少しぐらいヘマをしてもいいのではないか」
「でも、怒られない程度にこなそう」

というものである。
「失敗しないように」と思うのはもちろん大事だが、それが強すぎると、2つ目のハードルのように、際限なく仕事をしなければならなくなってしまう。だから、ちょうどよく気を抜いて、「ちょっとくらい失敗しても、周りに迷惑をかけない程度に仕上げよう」と思った方が案外うまくいく。しかも、仕事も速くなるのだ。


そして、この「偏差値49」はあくまでも私の中での「偏差値49」であるため(この時点でも『偏差値』の考え方とズレがある)、周りから見れば、それが「60」になることだってある(30くらいになるかもしれないが・・・)。でも、「たかが49、されど49」だ。しっかりと「49」を積み重ねていくことで、周りからは確実に50を上回って見えるようになるだろう。それは「あくまで私の中での49」だから。


仕事の仕方を見直すことは、自分の力量や現状をしっかりと見つめることが大切である。そして、その力量や現状に合った仕事をしなければならないし、そもそも自分のレベルに合った仕事しかできないのだ。

だからこそ、背伸びせず、心にゆとりをもってある程度の仕上げができるように精一杯がんばればよい。

そして、速く仕事ができる自分をしっかりと自分で認め、自信をもってそれをアピールしたらいい。ダラダラと仕事をしている人に見せつけてやれ!