しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

経験と訓練が生きている子どもたち【地震】

大阪で大きな地震があった。亡くなられた方もいるという。そして、今は大雨の被害も心配される。

物流も滞り、おそらく水をはじめとする食料品やその他の生活用品などの買い占めも起こっているのではないだろうか?

そんな様子に対し、よく「落ち着いて行動してください」などといった注意勧告もされるだろうが、そうそう落ち着いてもいられない。

東日本大震災を直で経験した私も、その時は落ち着いてなどいられなかった。この先に食料品が確保される保証はない。つまり、その時に買わなければ手に入らないかもしれないのだ。

現に、震災の次の日の朝には、店からは品物が消え、街中の自動販売機に残っているのは缶コーヒーのみ。その次の日にはコンビニが閉店し、ガソリンスタンド問題が発生。その間も水道は復旧せず、毎日職場からポリタンクに水を汲んで買える日々。その内にガソリンがなくなり、当時40キロ近く離れていた職場にも通えなくなって、ガソリンスタンドに並ぶ日々が始まった。「今日は◯◯のスタンドが開くらしい」という確かじゃない噂を聞きつけては、5時間、6時間並ぶ。運がよければ2000円分(ぐらい)のガソリンを購入できるが、大抵はガソリンスタンドは開店せず、そのまま帰る日が続いた。


そんな状態で落ち着いてなどいられない。

だから、大阪でもさぞかし大変な生活を強いられている方がいるのではないか。

少しでも早く復興するよう祈っております。



今日、昼間に地震があった。「ゴーッ」という音がなり、すぐにガタガタという揺れを感じた。幸い揺れは大きくなく、大したことのない地震だったが、「ゴーッ」という音がなり始めた途端、子どもたちは「地震だ」といい、すぐに机の下に隠れた。その行動は早かった。私が何かを話す間もくれず、バババッと動き出した。

何人かは平気な顔してイスに座ったままの子もいたが、ほとんどの子どもが瞬時に机の下に隠れる姿を見て、感心した。ちゃんと自分の命を守る行動をとることができているのだ。誰に言われるでもなく。この子たちは震災時はまだ幼児で記憶もあまりない。

そんな子どもたちが、このような行動が取れるのは、身近に震災を経験した人たちがいて、その経験をしっかり伝えていることと、それをもとにし一人一人が自分のこととして避難訓練に臨んでいるからなんだろう。

私なんかよりもしっかりと行動できているなぁと反省した。



災害を経験しないと、本当の対策がとれないというのは悲しいが、震災を経験したからこそ、それを経験していない人たちにも伝えていけたらすばらしいなと思う。