しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

指導力とカリスマ性【教えを請いにくる中学生】

今週末は陸上の大会がある(私は行けないのだが)。そのため大会に参加できる子は、朝の早い時間に毎日練習している。早い時間といっても、勤務時間の中でしかできないため、8時半頃から始めるのだが、その頃にはすでに暑くなっている。学校でのプール開放も暑さのために中止するところが多くなっている。本当は例年このくらい暑い日も多々あるのだが、死亡事案が出てしまうと慎重になるし、確かに猛暑が続きすぎているのも事実。
だからこそ、朝の練習も慎重だ。


私は今年は陸上部のキャップを外れ、サポートメンバーに回っている。キャップは若手の先生が担当している。とはいえ、教務主任が陸上指導のプロであるため、いろいろと面倒を見てくださっている。

そんな中、昨日今日と中学生が朝の練習に参加している。練習の様子を見ると、さすが中学生。力強い走り。小学生の子どもたちも、身近にそれを見ることができて、しかも一緒に練習することができてとても良い経験になっている。


この中学生、なぜ小学校の練習に来ているのかというと、教務主任の先生に教えてもらいたいということのようだ。
この中学生が、小学生のときに教務主任に誘われて陸上部に入った。その時は、誘われて仕方なしに入ったようだった。いろいろとあった子だったようだが、それでも最後までがんばり、中学校でも陸上を続けていた。中学校の会報でもこの中学生の活躍が書かれているのを見る。

つまりは、教務主任の誘いとその指導のおかげで、その中学生は自分の居場所、活躍できる場を獲得できたといえよう。そして、卒業してもなお、教えを請いに来る。すごいなぁと感じた。


子どもにとって、教師にカリスマ性を感じるのは、やはり影響力があってこそ。そして、その影響力は指導力があってこそだと思う。教務主任の陸上指導を見ていると、毎年同じ指導をしているのではなく、アップデートしているのが分かる。それは、教務主任自らが研修会に参加し、タイムリーな練習法を実際に経験し、それを小学生レベルに作り変えて、指導している。だから、理論もしっかりしており、説得力がある。

指導力とは、日々の研修に裏付けられるということがよく分かる。だから、陸上に限らず、何に関しても不易と流行を意識しながら、研修に励んでいかなければいけないなと思う。