しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

やっぱり「判断力」って大事だよなぁ

台風21号による影響で、大きな被害がでているとのこと。被害に遭われた方々、そして被害に遭う恐れのある方々、ぜひとも命を再優先にした行動をおねがいします。


保健の学習で、5年生は「心の健康」について学習する。その中で、

「『心』は『感情』『社会性』『判断力』などの働きの相対であり、いろいろな生活経験を通して年齢とともに発達する」

ということに触れる。


個人的には、『感情』が先にでて、その後に『社会性』『判断力』と続いて大きくなってくるように感じる。

まだまだ幼稚な子は感情に任せた発言や行動が多い。欲しい物を買ってもらえないと駄々をこねるし、嫌なことがあると、すぐに手を出したり暴言をはいたりしてしまう。分かりやすいといえば分かりやすい。でも、そんな言動に「恥ずかしさ」を覚えたり「相手の思いを汲むこと」に気付いたりするなど、段々と『社会性』を意識し出す。もう少しすると「じゃあ自分でお金をためて買うか」とか「ここで手を出したら・・・」などというように、「先を考える」ような『判断力』をもとにした行動をするようになる。


これこそが心の成長だと思う。


5年生はまだまだ心の成長過程。まだまだ感情のままに行動してしまう部分も多く、周りを見る(社会性や判断力を伴わせる)ような余裕がない子も多い。

英語の授業で『夢の時間割』を考えれば、「全部P.E(体育)がいい」という。感情のままの発言である。実際に全時間「体育」だとしたら、それはそれは地獄であろう。

また算数の授業で、あるものの値段を問うと、きまって「一億円」という。幼稚な子は「一億円」が大好きである。


そんなこんなで、まだまだ幼稚な5年生なのだが、やはり「判断力」をもっと意識させたい場面もあるのが確か。


今日は台風に伴って、放課後の活動をなしにして下校することになった。私の住む地域は直撃はしないため、大事をとった判断である。

いくら大きな被害は出なそうだからといって、早めに下校させるのだから、下校後の過ごし方については分かっているはず。特に高学年なのだからなおさら。それでも、念を押して下校後の過ごし方の指導もした。


それなのに、さようならのあと、ある子どもが、

「先生、◯◯君が『今日陸上部がないから遊びに行く』って言ってましたよ」

といってきた。

やはり、残念な子どもはいるんだなと思う。このような命に関わるような場面においても『感情のまま』に行動しようとする。こうなってしまったら、我々にはどうすることもできない。


「命をかけて」まで遊びたいと思うのもそうだが、高学年として、そういうことを口にしないような「判断力」も身につけてほしいものだ。


どうしたら意識できるのだろう。。。