しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

学習と生活を結び付けないと・・・

子どもたちにとって「学び」とはただ単に答えややり方を覚えるといった「勉強」という感覚でしかないように思える。本当は人生経験上、頭で分かっていたり、体が覚えていたりすることでも、「勉強」という感覚になった途端、それが分からなくなったり、見えなくなったり、できなくなったり、拒絶したり、、、、、。

「勉強」という感覚はとても怖い。


風が強い日は、ものが飛んだり歩きづらかったり寒かったりといった感覚は、5年生なら子どもであっても誰しもが経験していて分かっていることだと思う。分かっているというよりは感覚的に知っていることといったほうが正しいかもしれないが。

それが、理科の学習で「風の強さによって物の動きはどう変わるか?」というような勉強風な問題になると途端に答えられなくなる。決して、分からないのではなく、答え方や表現の仕方が分からないのだ。そして、そもそもこの問題に興味関心がないのである。


他にも「東階段」や「西階段」などという言葉を使っているため、東西南北について分かっているはず。そして雲の流れや太陽の昇降なども毎日のように目にしている。なので、雲が西から東に動いていることや、太陽が東から昇って西に沈むことは分かっているはずなのに、「春の頃の天気はどう変わる?」という問題になると、曖昧な理解が急に現れ「東から西」と答える子が出てくる。


そう考えると、学んでいるはずなのに、学習に結び付けられていないということが分かる。逆にいうと、生活経験を学習に結びつければ、もっと理解力はあがるのではないかと思うのだ。生活経験と結びつければ、思考力も伴うのではないかとも思う。そして、課題を自分事として捉えることにも繫がるのではないか。


授業の在り方、課題の提示の仕方など、もっともっと工夫しなければならないと思う。