しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

自分のことは見えていない

今日、廊下である男子が泣いていた。

自分のクラスの子ではないが、学年の子。

見つけてしまったので、何があったのかそれとなく聞いてみた。

すると、
「◯◯君に蹴られた」
「3組か4組の女子に『ズル休み』って言われた(前の時間、学年で持久走の練習をしたのだが、その子は足が痛いといい見学していた)」
とのこと。ずっと泣いている。

その時間は学年で外部講師を呼んで話を聞く時間だったため、とりあえず連れていき、話を聞かせようとした。しかし、話を聞きながらもずっと泣いている。見かねた主任がもう一度話を聞いてあげていた(担任は初任者で、その時不在だった)。

すると、その子が言ったことはすべて事実のようだった。

しかし、蹴られたのはその子がしつこかったりちょっかいを出したりしていたから。「ズル休み」と言われたのは、虫さされの足が痛いと言って休もうとしたところ、主任に「それはケガじゃないから大丈夫。みんな足が痛くても頑張ってるよ」と言われたのに、休んで見学しながらふざけていたから。



その子、以前にも「他のクラスの人たちが僕(たち)のことをバカにしてくる」などといって、文句をいっていた。しかし話を聞くとやっぱりどっちもどっち。

結局、自分のことは棚に上げながら、自分がやられた時は大事にするような子だった。それが、「計算されたもの」ではなくて、「本気で」そう感じているようだ。


周りの友達もやっぱりおもしろくないようで、文句をいってしまうことがあるようだが、そうすると「◯◯が文句をいってきた」と泣く。


非常にめんどくさい子だった。でも、どこかで省みないと、友達がいなくなってしまうのではないかと心配される。

自分のことって案外分かっていないし、見えていない。それは私だって同じだと思う。

今日のこの男子の姿を見て、自分自身を見つめ直してみようと改めて思った。