しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

言語能力について

新学習指導要領において、「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」の3つを学習の基盤となる資質・能力として挙げており、それらを育成していくことができるよう,各教科等の特質を生かし,教科等横断的な視点から教育課程の編成を図ることとしている。


読書が苦手だった私が最近、無理矢理にでも読書をしようとしている。今読み終わった本が、茂木健一郎さんの『化粧する脳』。

化粧する脳 (集英社新書 486G)

化粧する脳 (集英社新書 486G)

読解力のない私には理解するのが難しかったが、いくつか考えたことがある。

この本で伝えたいことの本質ではないかもしれないが、私が考えたことは「言葉」についてである。

人(とりわけ女性が)が化粧をし、外見を装うことでコミュニケーションをとっているが、それは、鏡を通して他者の視点から自分を見つめることにつながっているという。いわゆる「メタ認知」。しかしながら、それが「言葉」には生かされていないとのこと。言葉にこそ化粧をし、言葉を考えて発することが必要なのではないかというのだ。

まさしくその通りだなと感じた。思ったことをそのまま口にし、人を嫌な気持ちにさせたり、問題にはってんさせてしまったり。

このような力も文科省の考える「言語能力」につながっているのかもしれないなと、無理やりこじつけてみる。


今の子どもたちは、授業をはじめ公的な場で自分の思いや考えを表出したがらない。それについては何度も記事にしている。

しかしその反面、一度オフィシャルの場を離れると、平気で友達を傷つける言葉を発したり好き勝手なことをいったりする。

そう考えると、本当の言語能力とは何かということを見つめつつ、どうしたらそれを育むことができるのかを考えていかなければならないなと感じた。


何をいっているのか分からないと思う方は、ぜひ一読を。