しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

ネガティブ発言【もしかして連鎖?】

5年生の算数は難しいようだ。5年生から難しくなるという方が正しいか?もっといえば、4年生までに数理の楽しさを味わってこなかったから、何がなんだか分からなくなり、それに伴って考えることを諦めてしまったといいたい。中学校、高校で数学に悩まされる子どもが多いのも分かるし、その責任は小学校にもあるんだろうなと申し訳ない気持ちになる。


算数の時間の子どもたちからは(特定の決まった子どもというのが正しい)、

「分かんない」

「できない」

「絶っっっ対、無理っ!」

といった超ネガティブな言葉が聞かれる。これらの言葉の最初には「私には」が隠れている。

つまり、自分で勝手に限界をつくり、問題や考えることから逃げる口実にしてしまっているのだ。


私は心理学についてはよく分からないが、上記のようなネガティブ発言を繰り返してしまう子が、できるようになったり分かるようになったりするはずないよなというように思う。

だから、ネガティブはネガティブを生み出すようにも感じる。いわばネガティブのスパイラル。算数が苦手な子はどんどんと苦手に突き進み、自分で思考をやめ、脳をシャットダウンし、諦めることすらしなくなってしまう。つまり、取り組もうともしないため、諦めることもできないのだ。


この状態を打開したく、子どもたちにネガティブ発言の怖さとポジティブへの転換についての話をした。


子どもたちに話してみて感じたことは、私が子どもたちに話したことこそ、ネガティブ発言なのではないかと思ってしまった。

「ネガティブだとできることもできなくなってしまうよ」

これって、その子にとってはネガティブだよなと思う。ポジティブになれないからネガティブなのに、ネガティブになるなといわれたらもっとネガティブになってしまうだろう。


いってみて後悔する。

でも、じゃあどうしたらよいのか。難しいな。