しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

まだまだ軽視されているな

先週の月曜日、前任校の先生から電話があった。

その内容は「12日の月曜日に、生活科の研究公開があるから来てくれないか」ということ。その研究公開については、案内が回っており気にはなっていた。しかし、出張だらけの中で行けないよなぁと思い、見送っていた。でも、なんで直接そんなお願いをするのか聞いてみると、「この公開に申し込んでいる人、実は・・・(ここは想像にお任せします)なんだよね。生活科の◯◯先生、本当によくがんばってるんだよ。なのに、・・・・・・・っていうのはかわいそすぎるんだよ。だからできればきてくれない?」ということ。つまり、前任校には申し訳ないが、「人が集まらない」ということだ。

その時は、学校に確認して連絡するといい、電話を切った。

翌日早速教頭先生に相談した。すると、(当たり前かもしれないが)「行っておいで」と言ってくださった。校長先生は怒っていた。私が公開に参加することに対してではなく、人が集まらないという現状にである。

校長先生は生活科・総合の先生であり、生活科と総合の大切さを一生懸命に説いている。私が10月に総合の授業をおこなったのも、その一環ともいえる。


今、生活科や総合の大切さについて見直されているのではないかと思っている。

29年版の生活科の新指導要領解説の改訂の趣旨には、

・ 幼児期の教育との連携や接続を意識したスタートカリキュラムについて,生活科固有の課題としてではなく,教育課程全体を視野に入れた取組とすること。スタートカリキュラムの具体的な姿を明らかにするとともに,国語科,音楽科,図画工作科などの他教科等との関連についてもカリキュラム・マネジメントの視点から検討し,学校全体で取り組むスタートカリキュラムとする必要がある。
・ 社会科や理科,総合的な学習の時間をはじめとする中学年の各教科等への接続を明確にすること。単に中学年の学習内容の前倒しにならないよう留意しつつ,育成を目指す資質・能力や「見方・考え方」のつながりを検討することが必要である。

ということが書かれている。

ここからも、生活科が入学時や低学年期、中学年への接続期において「カリキュラムマネジメント」の核になっていることがうかがえる。


どの教科等を研究していたとしても、生活科の授業を見て子どもの姿から考えることはとても大切で、今後の授業構想に生きてくるはずなのだが、それはまだまだ伝わっていないということだ。

そこを校長先生は危惧している。


さて、明日はどんな状況なのか?私を含め、OBだけという身内による研究公開にならないといいなと願っている。