しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

本当の「失敗する」とか「間違える」とは?

「当番の仕事を忘れる」とか「友達とケンカしてキズつけてしまう」とか、よくある話だ。

このような失敗や間違えなどは誰にでもあり得る。

そのせいで、親や先生に怒られるということもあろう。


先日、ゴミ出し当番が仕事をせずに、ゴミがあふれていた。何度も続いたため、ゴミ箱を撤収した。困った子どもたちは、当番の子どもたちを責める。私も、どうすればいいか考えるように促すが、ゴミ出し当番の子どもたちはどうしていいか分からず、何もしないままでいた。


ゴミ出し当番は仕事をしなかったという「失敗」をしてしまった。

何かを忘れるということは誰にでもある。だから、それ自体は仕方がないこと。そのせいで先生に怒られるのも仕方がないこと。

でも、本当はそれ自体は「失敗」ではないのではないかと思う。

ゴミ出し当番の子どもたちの本当の失敗は、「失敗をそのままにしておいたこと」である。

ゴミ出しを忘れたのなら、それを説明し、ゴミを出し、袋を補充し、場合によっては迷惑をかけた友達に謝り、次は忘れないようにしようとすればいい。

それをそのままにしておいたら、何も解決しない。おそらく今後も繰り返す。



このようなことは様々なことにいえよう。

例えば、学習で間違えた問題があるとする。それをそのままにしておくことは本当の「間違え」である。でも、間違えた問題について、どこを間違えたのか、なぜ間違えたのかなど振り返れば、それは「間違え」ではなくなり、次は間違えない確固たる「理解」につながるだろう。


今の子どもは「失敗」や「間違え」を恐すぎだ。失敗したくないからやらないし、間違えたくないから挑戦しない。

失敗や間違えの経験がないから、失敗したときや間違えたときに、どうしたらいいか分からなくなる。


人生の岐路で、大きな本当の失敗や間違えをしないためにも、何事にも自分事として取り組み、例え失敗しても間違えても、それを省察できるような子どもたちになってほしいものだ。