しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

ICT機器の活用を、授業の手立てにあげるのは・・・

今日は研究授業をした。この学期末の忙しい時に。やることが多い中での研究授業。そして、学期末時程の貴重な時間なのに、事後研を。。みなさんに迷惑をかけた。

今日の研究授業は過去最大級の失敗をした。それは、授業終了時刻の勘違い。

特別時程の時になど研究授業をやってるから、いつもと時間が違うため、いつ終わるのか分からなくなってしまっていた。

5分早く終わってしまうという失態。こんなこと初めてだ。


まあ、そんなこんなで今年度最後の研究授業になるだろう。


もしかしたら今日の研究授業が、、、

いや、やめておこう。。。



本校では、市からICTの研究校として指定されている。そのために、ICTを活用した実践をおこなってほしいという縛りがある。そこで(仕方なく)ICTを活用した研究授業を行ったということだ。

ICT研究校ということで、ICT活用を授業の手立てとして、掲げている。やってみると、ICT機器の長所や、短所が見えてくる。今の時点では、課題の方が大きいのが正直なところ。タブレット端末の台数や、インターネット回線の問題など、そもそもなところでの問題があるのだ。今日も、急に回線が重くなり、動けなくなってしまったタブレットが多々あった。

このような物理的な問題はどうしょうもない。



しかし、それ以外にも、考えさせられることがある。タブレット端末をはじめとするICT機器を使うと、画面を通した学習になりがちであり、顔を合わせた学習を感じず、教室でみんなで学習する意義を見失いそうになるのだ。

まだまだ使い慣れていないのも原因だろう。慣れてくれば、もっと子ども同士のかかわりが生まれるのかもしれない。


そう考えると、ICT機器を活用することを授業の手立てにしているようじゃダメだと思うのだ。

そもそも、ICT機器は学びを補助するツールのはず。そのため、授業内容などの必要に応じて、もっといえば子どもの必要感に応じて活用できるようにするのが本来のICT機器活用の在り方だと思う。

それなのに、「◯◯するためのICT機器の効果的な活用」などと手立てにあげている(今日の私)。授業をしていながら「これって違うよなぁ」とジレンマを感じていた。


ICT機器の活用はこれからもっと進んでいくはず。そのため、より積極的に使っていくことは必要だろう。ICT機器を使うことが自然となって(といっても、使うべき時に使うことが大事だが)、それなりに教師も子どももスキルが上がってくること自体が「ICT機器活用の手立て」であり、授業の在り方や教科等の研究のための手立てであってはダメだと思うのである。