しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

そりゃ体力テストの結果も低いわ

1年生の体力テストの結果が悪いらしい。

どうやらD判定とE判定ばかりのようだ。

他の学年と比べても、顕著に低いとのこと。



今年の1年生は震災の時に産まれた子どもたち。いろいろあって乳幼児期に外遊びができなかった世代だ。その影響もあってか、自分の身体を動かすということが上手くできない子どもが多い。ケガが多いのもあるし、力加減が分からずに、友達を傷つけてしまう子どもも多い。


思えば、情緒的にも不安定な子どもが多く、すぐにキレたり、授業中も落ち着きなかったり、先生のいうことも聞けなかったり、友達との関係も築けなかったりする子どもがとても多いとのこと。聞けば、1年生で学級が荒れている学校が続出しているらしい。勤務校の1年生も例にもれず、担任の先生方はいろいろと苦慮している。


まぁ、話はズレたが、震災の影響と体力低下の関係は否定できなさそうだ。


しかし、勤務校にはもう一つ興味深い実態がある。

それは、1年生の70%が車で送られて登校しているということ。

学区は遠い子どもでも2kmほど。歩けない距離ではない。私が小学生の時は3km近くあったが、毎日歩いていた。でも、都会の人たちにとっては2kmという距離は遠いのか?

友達との話しながら登下校するのも楽しかったけどなぁ。

とにかく、今の子どもたちは保護者に守られすぎている、というか、これが甘やかしなのではないかとも思う。子どものことを考えるとか思うという視点がズレているのではないかと思うのだ。

「学校まで歩くのは大変だろうから送っていく」とか、「寒いと風邪引くから送っていく」などというのは、その時の子どもの気持ちには応えているかもしれないが、そもそも子どものためになっていないのが確か。そのせいで、結局「我慢できない子ども」や「すぐに体調を崩す子ども」になってしまっている。


そもそも、歩いていないのだから、体力の素地がない。体力があるはずがないともいえる。

問題の根は深い。子どもの体力の問題は子どもだけの問題ではないのだ。