しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「クライシスマネジメント」と「リスクマネジメント」

「危機管理」。教員に限らず、どの仕事をしていても必要なことであろう。教員で考えてみると、言動に問題があれば、保護者からクレームがくるかもしれないし、いいかげんな情報の扱いをしていると個人情報を流出してしまうかもしれない。職員間であっても、パワハラ問題が生じてしまうこともある。


ここで大切なのはやはり「危機管理」。

しかし、この「危機管理」の意識が低いために、不祥事が絶えないのが実際のところ。


今日は、この「危機管理」について考えていきたい。


先生方は、「危機管理」を考える上で、事後の対応にばかり目がいっているように思える。「クライシスマネジメント」の側面である。

「クライシスマネジメント」とは「危機は必ず発生する」という前提のもとに、危機管理を行うことであり、被害を最小に抑えることを主眼に置いた施策である。

保護者からのクレームや個人的な危機などに対し、起こることが当たり前だという気持ちが強い。まぁ、この「クライシスマネジメント」はとても大切なことで、事後の対応次第で、今後の自分自身の在り方に関わってくるため、しっかりとした事後対応を考えておくことは重要である。


しかし、先生方の多くに抜けているのではないかと思うのは、未然防止の観点である。それが「リスクマネジメント」。

「リスクマネジメント」とは、危機を発生させないように管理することである。危機が起きた時のことを考えるのではなく、危機が起きないようにするにはどうすればよいかを考えることである。
※「クライシスマネジメント」は「リスクマネジメント」の一部であるという見方もある。つまり、危機の未然防止と事後対応を合わせたものを「リスクマネジメント」といわれる。その中でも、未然防止の観点に主眼をおいていることが強い。


そもそも、「リスクマネジメント」ができていれば「クライシスマネジメント」の必要がなくなるともいえる。まあ、先にも述べたが「クライシスマネジメント」の観点はとても重要であるが。


日頃から保護者からクレームがこないようにしていればよいし、情報も注意して管理していれば個人情報を流出することもない。同僚との関係も良好にしていれば、パワハラなんて起こらない。


でも、それがなかなかできないのだ。不条理に子どもを叱りつける先生が多い。子どもたちの良い所を見つけるようにしていれば、マイナスに見られることも少なくなるのに、先生方は子どもたちの悪いところばかり見つけ、それを叱りつける。子どもの話は聞かない。これでは、関係もマイナスだ。



今日、気になることがあった。

それは、何かと不思議な初任者。

何故か放課後、四時半過ぎくらいまで子どもを残していた。子どもの帰宅時刻が四時半。なのに、それまで子どもを学校に残している。この時点でたくさんのリスクが生じる。まず、下校中に何かあったらどうするのか。保護者は不審に思わないのか。しかも管理職にはいっていない。そもそも、学年主任にも誰にも言わずに残している。超危険だ。

それだけではない。集金を教室に置きっぱなしにしていることも判明。一週間以上前に集めた集金。中身を確かめないまま、ずっと教室に置いておいたらしい。もし、なくなったり足りなかったりしたらどうするのか。超危険だ。


こういうことは、ちゃんと話をしないといけないのだろうが、なんせ私は初任者に対しては自己嫌悪中。もう口を出したくない。トラウマだ。


でも、こんな当たり前の「リスクマネジメント」まで伝えなきゃいけないのかと思うと頭が痛い。。。