しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

「『まんじゅう』っていってごめんなさい」【謝罪による二次被害】

クラスメートたちから、悪口を言われたことでケンカになることがよくある。


前にこんなことがあった。

ある女の子が、

「A君と、B君と、C君と、D君に『まんじゅう』って言われました」

と、訴えてきた。

話を聞くと、どうやら、4人を怒ってほしいらしい。

4人に話を聞くと、事実を認め、その女の子の風貌を見て『まんじゅう』といってしまったようだ。ただ、本人に言ったわけではなく、その子を『まんじゅう』と言っていたところを聞かれてしまったらしい。

子どもは実に正直で残酷なものだ、と思いながらも、女の子が傷ついているという事実と、体のことをネタにして面白がってはいけないことを伝えた。


すると、素直に反省した4人は、女の子に謝ると言い、謝罪をすることになった。

その謝罪だが、

A「『まんじゅう』っていってごめんなさい」

B「『まんじゅう』っていってごめんなさい」

C「『まんじゅう』っていってごめんなさい」

D「『まんじゅう』っていってごめんなさい」

4人とも本気だ。本当に申し訳なかったという気持ちを伝えている。

でも、女の子にしたら、怒ってもらったおかげで直接4回も『まんじゅう』を聞かされることになってしまった。

子どもはなんとも本当に正直で残酷なものだ。

女の子は「いいよ、もう言わないでね」と許していた。真摯に謝った4人を見て、許さざるを得なかったのだろう。

でも、その表情からは複雑さを感じてしまった。

私は、申し訳ないが、4人が謝る姿を見て、ちょっと笑いそうになってしまった。

何年も前の出来事だが、ふと、思い出した話である。。。