しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

働き方改革と時間外勤務とパワハラと・・・その狭間にある自己研鑽

大学卒業後は講師を2年間やった。駆け出しで何をしていいか分からなかった。私にできることは、早く出勤することくらいだった。

その2年間は朝出勤したら職員室のゴミ捨てをした。

その後正式に採用され、初任校では3年間お湯沸かしをし続けた。(ゴミ捨てをしようとしたら、止められてしまったため)


朝早く出勤することのよさは自分を高めることができるというところにある。

朝の職員室では、重要ポストに就いている先生方や仕事ができる先生方の働く様子が見られるのだ(朝早く出勤することと仕事ができることがイコールであるとは決していっていないのであしからず)。先生方の動きを見て、やるべきことを知るのである。

それとともに、知らぬ間に誰かがやってくれている気付かなかった仕事があるんだということも分かるのだ。授業だけではなく、見えづらい様々な仕事があることが分かる。


何もしなければ、気付けないことは多い。

講師の時のゴミ捨ては、もともと早く来ている七学年の先生がやっていたこと。私は早く出勤するようにしたからこそ、「毎朝ゴミ捨てをしてくださる人がいたんだ」ということに気付けた。それに気付けたからこそ、私も一緒にゴミ捨てをすることができるようになったのだ。


初任校では、やろうとしていたゴミ捨てができなくなってしまったが、「何かできることがないか」という視点で周りを見ることができるようになったため、湯沸かしをすることを見つけたのだ。


朝早くの出勤は、時間外勤務である。だから、早く出勤することは強制できない。まあ、強制する必要もないのであるが。

でも、最近は若手の先生方は出勤するのが遅いなと、正直思う。もし、朝余裕があるのであれば、早く出勤していろいろと朝の様子を見てみればいいのにと思ってしまう。

朝早く出勤して、職員室の整理整頓をするとか、新聞の整理をするとか、学年の教室のストーブをつけておくとか、やれることはたくさんある。早く出勤していたからこそ、そういうことを見つけられるようになったとも思っている。


それを伝えることはパワハラになってしまうから言わない。

でも、自分を高めること、つまり自己研鑽は、大きな働き方改革の一つではないか。

時代が変わり、最近は労働環境、権利、義務などいろいろと厳しくなっている。その人のためと思うことも、その人にとっては余計なお世話になってしまうこともある。となると、パワハラになってしまうのだ。


そんな中でも大事にしてきたことの思いは伝えたい。でも、現状ではそれを伝えようとすると、パワハラになってしまうんだろうな。。。