新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

強さの秘訣、それは「自信」と「思いこみ」。でも、「メッキ」が剥がれれば

予め断っておくが、この記事内容には私見と私の想像が含まれているため、それが事実とは限らない。

小学生の頃のクラブ活動。私はバドミントンクラブに入った。その理由は姉が中学校でバドミントン部に入っていたから。ある男子も同じバドミントンクラブに入ったのだが、その男子の姉も中学校でバドミントン部に入っていた。その中学校はバドミントンの強豪校であり、市内で一番強い学校だった。その男子の名前をJ君としよう。

小学校のバドミントンクラブは試合というより、楽しみながら活動することがメインであるため、私もそのJ君も遊び程度で楽しんでいた。


やがて小学校を卒業し、中学校に入学する。私もJ君も中学校でもバドミントン部に入った。しかし、私は中学校区の関係で、J君とは違う中学校に入学する。

J君の通う中学校のバドミントン部は強豪校。しかし、私の通う中学校のバドミントン部は弱小校。それでも、J君との力の差はそんなにないだろうと勝手に思っていた。


しかしながら、大会での差は歴然だった。J君はその中学校内でもダントツの強さをほこり、3年生になると主将を務めるまでになっていた。


どうしてそこまで強くなれたのか。もちろん、練習量もあっただろう。しかし、小学生の頃にJ君が言っていたある言葉を思い出す。「俺の姉ちゃん、中学校でバド部なんだよ。すげえ強いんだよ」という言葉。それとともに、「だから俺も強いんだよね。だから、将来はNTTに入ってバドミントンやるんだ。」とも言っていた。

おそらく、J君の力の源はそこだと思う。「強豪校で姉がバドミントンをしている」「その弟の自分は強いはず」「将来はNTT」そういう思いこみをすることで、実際に強くなっていったのではないかと思うのだ。「自分は強いはず」と思っているからこそ、自信もあるだろうし、その自信が厳しい練習にもついていけるようになる。


J君は市内の中学校では敵なしだった。圧倒的な強さだった。

しかし、高校では挫折してしまったようだ。理由は分からないが、その自信がくじかれてしまったらしい。二十歳の頃の同窓会的なもので見かけた時は、太ってしまい、あの栄光は過去のもので見る影もなかった。


J君を創りあげていたものは紛れもなく自信だろう。しかし、それは「メッキ」だったのかもしれない。メッキが剥がれれば、ただの鉄だ。挫折にも負けない強い何かをもつことが、「メッキ」ではなく、本物の「金」になれるのかもしれない。