新米教頭の学校・職員室・生活日誌

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サッと隠した、取組中の記録証のデータ【先輩失格】

職場に先輩がいるということは「経験を伝えられる」「仕事のモデルとなる」「相談できる」等々、たくさんの意義があると思う。

私も、一部の教員にとっては先輩となる。本当にごくごく一部しかいないが。

先に挙げた意義を考えた時に、私は先輩失格だと感じてしまうことが起こった。


話題の主は、やはり悩みの種の初任者。初任者にとって、私は一番身近な先輩であるべき存在のはず。そうなろうと、いろいろと気にかけてきたつもりだ。4月のはじめは一緒に日番で校舎を回ったり、困っていそうだなと(勝手に)感じた時は声をかけたり。。自分がしてもらってきたことを返すつもりで接していた。


でも、それは彼にとっては甘やかしにもなっていたのかもしれない。時が過ぎる中で、「やってもらうことが当たり前」になってしまっていった。

そこで、私の説教が始まってしまったのだ。


最後には「見限って」しまった。


そして、今では私は避けられる存在となっている。


先週、なわとび記録会があった。

どの学年も記録証やら賞状やらを作っている。自分の学年でも作らなければならない。そこで、記録のデータを入力し、ソートをかけ、差し込み直前まで準備をした時に、事は起こる。

主任が「初任者に作ってもらおう」という動きを見せたのだ。それは、いつまでも私がやるべきことではなく、徐々に初任者にも仕事を回したいという意図がある。

主任は、2つの動きをしていた。

まずは初任者に、「今回の記録証は初任者に作ってもらいたい」ということと「作り方をtruth先生(私)に聞いて覚えてほしい」ということを伝えたようだ。そして、どうやら初任者も作るつもりでいるらしい。

もう一つは私に、「初任者に作り方を教えてほしい」ということと「今後のために初任者にも覚えてもらいたいから」という理由を伝えた。


この時点で、初任者は記録証を作る意思をもっていることが分かる。だから、私は聞いてくるまで待つことにした。


でも、いくら待っても聞いてこない。

まあ、今までの彼の流れからすると、平常運転だが。

でも、なかなか作らないからか、主任が初任者に、私に差し込み印刷のやり方を聞いて作るように声をかけたようだ。

それと並行して、私にも「教えてあげてほしい」と再度言ってきた。

でも、私から動いたら、なんにも変わらない。だから、あえて待つことにした。そもそも、教えている余裕もなく、やることはワンサカある。

でも、彼は一向に作ろうとはしていなかった。

と、思っていた。しかし、実際は違った(ようだ)。


隣で彼は仕事をしている。でも、優先順位としては低い、まだまだ先の仕事だ。記録証の印刷は彼にとっては最優先の仕事。

私が職員室を離れて、教室で事務整理をしに少しだけ席を離した。職員室に戻り、入口から彼のパソコンを遠目に見ると、なんと記録証を作っているではないか!ついに始まったかと、何食わぬ顔で席につくと、あろうことか、サッとそのファイルを最小化し、また別の仕事を始めたのだ。

そして、私が日番で校舎の見回りにいき、帰ってくると、また記録証を作っている。でも、席に戻ると、またサッと最小化。


つまり、私を避けているのだ。私に聞かないとできないのに、聞けないでいるのである。さらにはそれをやっているところを見せられないのだ。


それほど、私は彼にとって、嫌な存在なのである。

私に何かを言われたくないのだろう。ともすると、私と一緒に仕事をしたくないともいえる。


私は彼にとって、「経験を伝えられない」「モデルにもなれない」「相談もされない」、嫌な先輩なのである。