しがない教員の学校・学級・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

残り14日で何ができるか考える

今年度も残り14日の登校日しかない。

5学年担任を命じられてから早一年。今年度は自分なりにモチベーションとの戦いの一年だった。

担任する子どもたちと昨年度まで担任していた子どもとをどことなく比較してしまう。比較するとどうしてもマイナスな面にばかり目がいってしまう。マイナスな面にばかり目がいくとどうしても「◯◯ができない」「去年の子は◯◯もできていたのに」「全然ダメだ」という言葉が生まれがちになってしまう。

そうなると、結局はこちらからのGIVEの質が上がっていかない。「去年はこんなこともしたんだけれど・・・」ということが多いことに気付く。

しかし、一面を見たら、確かに去年の子どもたちよりも見劣りしてしまうこともあるが、それって誰にでもどの学年にでもあることであり、違った一面を見たら去年の子どもたちよりも輝いていることも多いはずなのだ。


そこを11ヶ月間今担任する子どもたちと時を共にして、目の前の子どもたちのよさや性質、思い等々を明確に見取り、そこを伸ばしてあげられなかったことに今更ながら痛感している。


気が付くと残り14日しかない。しかも、実質子どもたちとかかわりをもてる時間はもっと少ないだろう。この14日で子どもたちに何かをしてあげようというのは、現実的ではない。キレイ事すぎるのだ。「今までやってこなかったから、最後くらいは楽しいことをしてやろう」的になりそうで嫌だ。そんなのではただの自分の自己満足にしかならない。


では、どうするか、何ができるかを考えた時に、6年生になるのを前に、「学ぶということ」について伝えられたらいいなと思っている。

それは単に「勉強した方が将来役に立つ」とか「これからの社会を生き抜く上で、今勉強する習慣をつけた方がいい」などということを伝えるのではなく、私自身学んでいる姿を伝えることで、どことなく「学ぶ」ということを感じてもらいたいなと思う。

学ぶということは、「分からないことを分かるようにすること」であり、「できないことをできるようにすること」であり、「できることをもっと上手くできるようにすること」であり、「学んだことを自分の人生の中で使えるようにすること」である。自分自身を豊かにするものなのである。

そう考えると、「学ぶ」ことって、とっても楽しいことのはずなのだ。なのに、「先生や親から押し付けられること」、「やらされること」になってしまっている。


私が彼らにしてあげられることは、なんてことない。授業中楽しく勉強することだ。14日という僅かな時間しかないが、学年末だからこそ、少しでも学びの本質を伝えられたらいいなと思っている。