新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

一番の近道は学習指導要領とイメージ

先日、現職教育の研究授業の事前研究会があった。学習指導案をもとに、意見を出し合う。


研究授業をやりたくないという先生は多い。

その一番の大きな理由は、「見られたくない」ということだろう。

でももう一つ、「学習指導案をつくるのが大変だ」ということも結構大きな理由になるだろう。


だから、何とか事前研究会の前までにつくらなければならないという気持ちで、やっとやっと学習指導案をつくる先生がほとんどなのではないか?だから、正直中身がスカスカであることが多い。

となると、質問しても答えられなかったり、あやふやな答えが返ってきたり。なんとも有意義とはいい難い事前研究会になってしまう。


なんのために学習指導案をつくるのか。もちろん、共同研究者である校内の先生や参観者にとって、授業の視点を示すためのものでもあるが、そもそも、授業者にとっての授業構想そのものになっていなければならないと思う。


残念ながら、授業者にとって学習指導案と授業がまったくの別物になっているケースが多いのが事実。「仕方なしに学習指導案をつくり、仕方なしに授業を見せる」そんな研究授業が多い。


確かに学習指導案をつくるのは負担だ。だから、ギリギリになって仕方なしにつくるという気持ちは分かる。でも、それが意味のあるものになっていなければ、単なるつくり損だ。

一番の近道は、授業のイメージを学習指導案に表すことだ。目標とねらい、求める子どもの姿、ねらいを達成するための手立て、発問に子どもたちの反応の予想等々、イメージしたことを単純に、かつ端的に案として示すのが、指導案だと思う。そして、その根拠となるものが、学習指導要領だろう。

でも、これが大変なのだ。先生方にとって授業のイメージが一番の壁だから。

でも、遠い道のりのようで、実は一番の近道だ。

普段の授業と、子どもたちの見取りを大切にしておかないと、苦しいんだよなぁと思う。