新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

その時その時のめぐりあわせで

中学生時代、はじめは私の志望する高校は市内の商業高校だった。商業高校を出て、公務員になりたいと考えていた(今考えると、そう簡単に公務員になどなれはしないのだが・・・)。

しかし、中学2年生になると友達関係が変化し、学習面で優秀な友達とよく一緒にいるようになり、少しずつ成績が上がってきた。すると、自然と志望校が変わり、地元の進学校を目指すことになった。


無事に高校に入学しても、公務員を目指すことは変わらず(でも今思うと、公務員になって何がしたかったのかはよく分からない。ただ、安定を求めていただけなのだろう。)。しかし、そのためにはそれなりの大学に行く必要が出てくることに気付く。ところが、地元に近く、かつ自分の成績で無理なく入れる大学を考えた(あまり冒険はしたくなかった)結果、地元県の教育学部を選ぶことになる。


またまた無事に大学に入れた私だが、教員を視野に入れながらも、相変わらず公務員を希望していた。県庁や市役所、町役場、商工会議所等々、それらしきところの試験を受ける。しかし、ことごとく失敗する。それは当たり前で、そもそも公務員になるための勉強は何一つしていなかったのだから。。。


そこで、本格的に方向転換する。採用試験の一次試験が通っていた教員の道なら、私にでも就けるのではないかと考えたのである。


結局無事に教員採用試験に合格し、教員の道を歩むことになった。

漠然とした気持ちでなった教員。正直、全然先々のビジョンなどもっているはずもなく、なんとなく教諭を続け、時がきたら管理職になっていくのかななどと思っていた。


ただ、やるからには、それなりに思いをもって取り組みたい、やれることはやりたい、子どもたちに楽しいと思わせたい、等々、私なりに取り組んできたつもりである。


そんな中で、様々な人と出会っていく。以前に記事にした「師匠」たち。

いつの間にか、研究校に赴任したり、管理職試験の声をかけられたりするようになった。


そして今は、まったくビジョンになかった、教頭になっている。


人生とは不思議なものだ。その時のめぐりあわせで道が開けていく。それは、その時に出会った人はもちろん、その時の環境だったり、その時の私自身の感情だったり、その時の出来栄えだったり。。。その時の瞬間瞬間のめぐりあわせで、今の自分があるんだなと思う。


そして、そのめぐりあわせをどう捉えるかだ。もしかしたら、そのめぐりあわせのせいで、中学生時代からの夢だった公務員になれなかったと捉えるか、そのめぐりあわせのおかげで、様々な経験ができ、結果的にこうやって無事に働けていると捉えるか。


教員になりたいという夢をもっていても、なれない人(なれなかった人)もいるだろう。そういう人から見たら、私なんかは嫌な奴と思われるかもしれないが、私はその瞬間瞬間は自分なりに精一杯やってきたつもりだ。だから、教員にもなれたし、今は管理職になっているのだと思う。その時のめぐりあわせを良きものだと考えているからこそ、今の自分があり、それを堂々と記事にすることができるのだと思っている。


つまりは、結局は今の自分のやるべきことを、与えられている使命を、どう果たしているかを考えていれば、自ずと良いめぐりあわせがあるのではないかということである。そして、そのめぐりあわせを肯定的に捉えられるようにしていきたいものである。