新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

結局はそれが現実

保護者や地域の方々からの評判がいい先生。
それは、若いから評判がいいというわけではなく、逆にベテランだからといって評判がいいというわけでもない。
それに、指導力がある先生が評判がいいというのはあるかもしれないが、指導力はまだまだでも評判がいい先生もいる。


今日は勤務校の地域の廃品回収があった。学校行事ではなく、あくまでボランティア。ただ、回収による収益は学校に入るというとても学校にとっては好都合な行事。地域上げて学校のために動いてくれているという本当にありがたいのである。


「この廃品回収だってお盆期間にやっていて、おかしいだろ」と、合唱カルト集団は言いたいかもしれないが、これはあくまで地域の行事。どこにも強制はないのだ。


この廃品回収に参加してみて、「やはりキレイ事や正論では、プラスにならないこともある」ということを実感する。


今日の廃品回収はボランティア。我々も無理して参加しなくてもよい。まあ、校長や教頭、学校担当の教務は半ば強制的かもしれないが。それに、家庭があって帰省したり、予定があったりする先生は参加したくともできないことだってある。それでも、何人かの先生は自分から参加していた。

今日参加した先生方。実に保護者や地域の方々からの評判がいい。例えば4年生の若手の先生。まだまだ学習指導の面ではまだまだだ。でも、指導力なんて、教師自身が学ぼうとする意欲さえあれば、どんどんとついていく。でも、いくら指導力があっても、保護者や地域の方々から好かれない先生だっている。

じゃあ、なぜこの先生が好かれているのか。それは、その先生自身の人柄が一番だと思うが、それだけではない。まあ、その人柄がそうさせているのだろうが、打算なく地域の行事に率先して顔をだしているのである。積極的に保護者や地域の方々とかかわろうとしているのだ。

それは、この4年生の先生だけではなく、今日参加している先生方みんなにいえる。もちろん、参加していなくても好かれている先生もいるが。


何が言いたいかというと、勤務時間外だからといって学年の行事に顔を出さなかったり、地域の行事に参加しなかったり、保護者や地域の方々との懇親の場を否定したりしている先生は、評判がよくないという事実である。


確かに、勤務時間外はあくまで自分の時間。勤務時間外に仕事をしないとか、拘束される筋合いはないとかいうのは、正しく正論だ。働き方改革の中では至極まっとう。でも、教員という立場では、その考え方だけでは保護者や地域の方々からの信頼を得られないのも事実。むしろ、それが現実なのだ。


自分の権利を主張するのは自由だし、大事なことだと思う。でも、そうだとしたら、他の方法で信頼を得る努力をしなければならない。そういうこともしないで、文句ばかり言っていては何も生産性はかいし、益々評判は悪くなる。


つまりは打算なく自分の時間を使えるかどうかであろう。そしてそれは、結局はその人の人柄で決まるのだと思う。