新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

リフレーミングのすヽめ

教員として、また親として、常につきまとうこと。それは「子どものマイナス面に目がいくこと」だろう。

例えば、私の娘は「内気であり、何事にも消極的」であり、そこに目がいきがちである。そういう目で娘を見ているため、授業参観に行くと、まったく手を挙げなかったり、発表もしなかったりするところにばかり目がいってしまう。

クラスの子どもたちだっていえることはあろう。「◯◯君はやんちゃで落ち着きがない」とか「◯◯ちゃんは行動が遅い」とか。


どうしても我々は、マイナスなところを見つけてしまうのだ。それは「評価をする」という必要性から、無意識にそうさせてしまっているのかもしれない。まあ、そもそも「評価をする」ということは、ネガティブではなく、ポジティブな側面をもたなければならないのだが。



「子どもを丸ごと受け止める」という考えで教育活動を進めようとしたとき、私がそれこそ無意識にしていたのが『リフレーミング』である。


リフレーミングとは、ウィキペディアによると、

リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。西尾和美『リフレーム 一瞬で変化を起こすカウンセリングの技術』によると、「リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくこと」(32p)とのこと。

とある。見方を変えることで、解釈をポジティブに捉えていくことである。

例えば、私の娘の例では、「内気であり、何事にも消極的」と捉えるか、「控えめで、慎重に取り組む」ととるかでは印象が違ってくる。「やんちゃで落ち着きがない」も「活発で元気」と捉えられるかもしれない。「行動が遅い」も「ていねいで着実」と捉えたらプラスだ。


つまり、リフレーミングによって、マイナスをプラス捉えることで、その子の評価もプラスになるし、うまくいけばピグマリオン効果につながるかもしれない。そして、何より怒ることが少なくなるよさがある。そうすることで雰囲気もよくなり、よりよい子どもの成長や集団形成につながっていく。


それと、ぜひとも、自分自身の見方にこそ、リフレーミングを生かしてほしい。というか、私自身、自己有用感や自己肯定感が低い。そのため、自分自身の見方をリフレーミングしていきたいものだ。