新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

事務局固定の弊害

私の勤務する町では、町内の学校合同で行われる行事がある。陸上大会、音楽祭、宿泊を伴う校外学習等々。まあ、陸上大会などはどの市町村にもあるのかもしれないが。

それぞれの行事に事務局校があるが、以前は各校持ち回り制だったようだ。しかし、せっかく慣れたところで引き継ぎ、また新たな行事の事務局校になることの負担を考え、ここ数年は事務局固定になり、それぞれの学校で担当する行事を割り当てることになったらしい。

次の学校に引き継がなくてもよく、学校内で引き継ぎをしていけばよく、一見効率的だ。

しかし、今この事務局固定制が大きな弊害をもたらしている。


事務局を固定したからこそ、しっかりと引き継がれず、行事の運営に支障をきたしている。案内は計画と変わっており、内容は昨年度から何も変わらず反省は生かされないものが提案され、要項は直前になっても送られてこない。分からないことを事務局の担当に聞いても何も解決せず、ミスばかり。。流石に我々はカンカンだった。


どうしてこうなるのか。それは、残念ながら事務局を固定してしまったからである。事務局が固定化されたため、引き継ぎを考える必要感を得ず、「校内のことだからいいや」「あとで時間があるときに引き継ごう」などといった考えのもとで終わらせてしまっているのだろう。せっかくの利点を生かさずに、逆にそのよさを殺してしまっているのだ。忙しさからか、事務局校の教頭先生と担当教員の意思疎通もされず、おそらく話し合いももたれず、その場その場で知っている他校の先生の助言で進めていくほかないのだ。まさしく時間の無駄でしかない。

忙しいというのはよく分かる。でも、忙しいのはどの学校も同じであり、忙しいからこそ事務局固定にしたはずなのだ。なのに、それに甘えてしまっている。

自校だけで動くものならいい。他の学校、職員が関係するからこそ、優先すべきはず。それができないようならば、事務局を持ち回り制に戻すか、そんな意識でしかいないのなら、そんな行事はやめてしまえばいい。


立ち戻るべきは、自分自身の意識だ。ちゃんとしてもらいたい。