新米教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

考え方の軸を変えること

研究公開に向けて、授業者は授業構想に悩んでいるようだ。

総合的な学習の時間の授業。どんな活動をすればいいのか。前時までにすべきことは何か。発問は。ワークシートは。悩むべき点はたくさんある。

しかし、上に挙げた悩みだけでは、授業を構想するには足りない。


悩みどころの鍵は、次期学習指導要領の「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて挙げられている3つの方向性である。

上記の悩みでは、
①「何を学ぶか」(目標・内容)
②「どのように学ぶか」(学習過程)

にしか視点がない。

大事なのは、3つ目の
③「何ができるようになるか」(資質・能力)
の点である。

単元が終わった時の子どもの姿がイメージされていないため、上辺だけの授業構想になってしまいがちだ。その単元で「求める子どもの姿」がいつの間にか、どこか見失ってしまっているのだ。つまり、その軸に目がいかなくなっている。

生活科・総合においては、この資質・能力がとても大切になってくる。他の教科等において身に付いた資質・能力を相互に関連させながら、学習を進めていく。そして、明確に「分かること(理解)」や「できること(技能)」があるわけではなく、あくまで「こんな姿になってほしい」という「姿」が大切なのだ。

単元終了時の子どもの姿をイメージすることで、「何を学ぶか」「どのように学ぶか」が設定されていく。


だからこそ、まずは、授業に対する考え方の軸を変えていく必要がある。悩みどころの視点を変えていくのだ。そのためには、まずはフラットにして再構築することが手っ取り早い。ふりだしに戻るのではなく、一度立ち戻るのだ。

常に子どもの姿に立ち戻り考えていくことで、少しずつ授業が構想されていくはずだろう。